令和6年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問11を解説|騒音の定義と影響の分類
令和6年度 騒音・振動概論 問11は、騒音の定義と、その影響の分類に関する穴埋め問題です。ア~オに入る語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
この問題は、騒音の定義と、騒音が人に及ぼす影響の分け方を正しく結びつけられるかを問うています。騒音は「不快な、又は望ましくない音」と定義され、うるささはアノイアンスと呼ばれます。分かれ目は影響の分類です。聴力低下のように音が耳に直接作用して生じるものは直接的影響、会話妨害や睡眠妨害のように生活が乱されて生じるものは間接的影響にあたります。この直接/間接の向きを取り違えないことが要になります。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)
空欄に入る正しい語句
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 不快な | 騒音の定義は「不快な、又は望ましくない音、その他の妨害」です。 |
| イ | アノイアンス | うるささ(わずらわしさ)を表す語がアノイアンスです。 |
| ウ | 睡眠妨害 | 会話妨害と並ぶ生活妨害の例が睡眠妨害です。 |
| エ | 直接的 | 聴力低下は音が耳に直接作用して生じる直接的影響です。 |
| オ | 間接的 | 生活妨害は生活が乱されて生じる間接的影響です。 |
ここが分かれ目
選択肢が分かれる最大の点は、影響を直接的と間接的のどちらに割り当てるかです。聴力低下は、音そのものが耳の器官に作用して起こる直接的影響です。一方、会話妨害や睡眠妨害は、音のせいで会話や睡眠といった生活行動が妨げられて生じるため、間接的影響に分類されます。イのアノイアンス(うるささ)とラウドネス(音の大きさの感覚)を取り違えないことも大切で、ここでは「うるささ」なのでアノイアンスが入ります。これらを正しく組み合わせた選択肢(3)が正解です。
覚え方
- 聴力低下=直接的影響、生活妨害(会話・睡眠)=間接的影響。
- うるささ=アノイアンス、大きさの感覚=ラウドネス。
- 騒音の定義は「不快な、又は望ましくない音」。
理解度チェック
Q.
聴力低下と生活妨害は、それぞれどの影響に分類される?
聴力低下は直接的影響、会話妨害や睡眠妨害などの生活妨害は間接的影響です。
Q.
「うるささ」を表す語はアノイアンスとラウドネスのどちら?
アノイアンスです。ラウドネスは音の大きさの感覚を表す別の語です。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月