令和3年度 公害防止管理者 ダイオキシン類特論 問23を解説|相対感度の算出式
令和3年度 ダイオキシン類特論 問23は、GC-MS測定で使う相対感度の算出式に関する穴埋め問題です。式中のア~エに入る語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
ここで求めるのは、クリーンアップスパイク用内標準物質の、シリンジスパイク用内標準物質に対する相対感度です。相対感度は「ピーク面積の比」を「量の比」で割った形で、比べる二つ(クリーンアップとシリンジ)を式のどこに置くかが分かれ目になります。量の項(aとb)と面積の項(cとd)に、クリーンアップとシリンジを取り違えず対応させることが要点です。対象(クリーンアップ)を基準(シリンジ)に対して求める、という向きで、同じ物質を量とピーク面積でそろえて置きます。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)
各選択肢の正誤
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア(a) | シリンジ | aはシリンジスパイク用内標準物質の量(pg)です。 |
| イ(b) | クリーンアップ | bはクリーンアップスパイク用内標準物質の量(pg)です。 |
| ウ(c) | クリーンアップ | cはクリーンアップスパイク用内標準物質のピーク面積です。 |
| エ(d) | シリンジ | dはシリンジスパイク用内標準物質のピーク面積です。 |
ア=シリンジ、イ=クリーンアップ、ウ=クリーンアップ、エ=シリンジ となる組合せは選択肢(5)です。
ここが分かれ目
迷わせるのは、クリーンアップとシリンジをアイウエのどこに入れるかです。相対感度は「面積の比」÷「量の比」の形で、求めたい対象(クリーンアップ)を基準(シリンジ)に対して表します。量の項(a・b)と面積の項(c・d)で、同じ物質どうしを上下にそろえて置くと取り違えません。量とピーク面積のどちらかだけを入れ替えると、比の向きが逆になって別の組合せになってしまいます。「対象/基準」の向きと、物質の対応をそろえる、という二点で確認します。
覚え方
- 相対感度は面積比 ÷ 量比。
- 求める向きは「対象(クリーンアップ)/基準(シリンジ)」。
- 量とピーク面積で、同じ物質をそろえて置く。
理解度チェック
相対感度は、何と何の比から求める?
ピーク面積の比を量の比で割って求めます。
この式で求める相対感度は、どの内標準物質を基準にしている?
シリンジスパイク用内標準物質を基準にした、クリーンアップスパイク用内標準物質の相対感度です。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月