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令和3年度 公害防止管理者 ダイオキシン類特論 問24を解説|酸素12%換算濃度の計算

令和3年度 ダイオキシン類特論 問24は、酸素濃度12%に換算した排ガス中の2,3,7,8-TeCDD濃度を求める計算問題です。

この問題のポイント

この計算は二段構えです。まず、抽出液全量中の量から空試験の量を差し引き、排ガスの採取量で割って実測濃度を求めます。次に、酸素濃度の補正式で12%基準に換算します。補正式は「換算濃度 = 実測濃度 × (21 − 12) ÷ (21 − 実測酸素濃度)」です。分かれ目は、まず空試験を差し引くこと、そして排ガスの酸素が高い(空気に近い)ほど分母が小さくなり、換算値が大きくなる向きを押さえることです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)

計算の手順

  1. 実測濃度 = (抽出液全量中の量 − 空試験の量) ÷ 排ガス採取量。空試験を先に差し引きます。
  2. 酸素12%換算 = 実測濃度 × (21 − 12) ÷ (21 − 実測酸素濃度)。基準酸素は12%です。
  3. 与えられた測定値をこの手順に当てはめて計算すると、公式解答の3.0 ng/m3となり、選択肢(3)です。

ここが分かれ目

つまずきやすいのは二点です。一つは、空試験の量を先に差し引くのを忘れること。もう一つは、酸素補正の向きです。補正係数は (21 − 12) ÷ (21 − 実測酸素濃度) で、実測酸素が高い(空気の21%に近い)ほど分母が小さくなり、換算濃度は大きくなります。分母は「21 − 実測酸素」で、基準の12ではなく実測酸素を引く点にも注意します。「まず差し引き、次に酸素で割り戻す」という順で進めれば取り違えません。

覚え方

  • 酸素換算=実測濃度 × (21 − 基準O₂) ÷ (21 − 実測O₂)
  • 基準酸素は12%。分母は「21 − 実測酸素」。
  • 空試験は先に差し引く。実測酸素が高いほど換算値は大きくなる。

理解度チェック

Q.

酸素12%換算の補正係数はどう書く?

(21 − 12) ÷ (21 − 実測酸素濃度)です。分母は基準ではなく実測酸素を21から引きます。

Q.

実測濃度を求めるとき、量に対して先に何をする?

空試験の量を差し引き、そのうえで採取量で割ります。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類特論 問題・正解」(公式PDF