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令和2年度 公害防止管理者 ダイオキシン類特論 問24を解説|回収率の計算

令和2年度 ダイオキシン類特論 問24は、クリーンアップスパイク用内標準物質の回収率を求める計算問題です。ピーク面積・添加量・相対感度から回収率を計算します。

この問題のポイント

回収率は「実際に検出された量」を「添加した量」で割って百分率にします。検出された量は、注入を確認するシリンジスパイクを基準にして、ピーク面積比にシリンジスパイクの添加量を掛け、相対感度で割って求めます。分かれ目は、相対感度で割ることと、面積比の向き(クリーンアップ/シリンジ)です。最後にクリーンアップスパイクの添加量で割って百分率にします。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(2)

計算の手順

  1. 面積比 = クリーンアップ面積300000 ÷ シリンジ面積200000 = 1.5
  2. 検出されたクリーンアップスパイク量 = 面積比1.5 × シリンジ添加量600 pg ÷ 相対感度1.050 = 900 ÷ 1.050 ≒ 857 pg
  3. 回収率 = 検出量857 pg ÷ 添加量1000 pg × 100 ≒ 85.7 → 約86%

したがって回収率はおよそ86%で、選択肢(2)です。

ここが分かれ目

迷いやすいのは相対感度をどう使うかです。相対感度は「割る」向きで、掛けると値が大きくなりすぎます。もう一つは面積比の向きで、求めたいのはクリーンアップスパイク側の量なのでクリーンアップ ÷ シリンジです。最後にクリーンアップスパイクの添加量1000 pgで割って百分率にするところまで通して押さえます。

覚え方

  • 回収率=(面積比×基準添加量÷相対感度)÷添加量×100
  • 基準はシリンジスパイク。相対感度は割る。
  • 面積比はクリーンアップ/シリンジの向き。

理解度チェック

Q.

回収率の計算で、相対感度は掛ける?割る?

割ります。検出量=面積比×基準添加量÷相対感度、として求めます。

Q.

検出量857 pg、添加量1000 pgのときの回収率は?

857 ÷ 1000 × 100 ≒ 86%です。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類特論 問題・正解」(公式PDF