1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 騒音・振動特論
  4. 令和4年
  5. > 問14 騒音の種類の定義

令和4年度 公害防止管理者 騒音・振動特論 問14を解説|騒音の種類の定義

令和4年度 騒音・振動特論 問14は、JIS Z 8731:2019による騒音の種類の定義に関する問題です。定常騒音・変動騒音・間欠騒音・衝撃騒音についての記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題のポイント

騒音は「レベルがどう時間変化するか」で分類されます。定常騒音はほぼ一定、変動騒音は不規則かつ連続的にかなり変化、間欠騒音は時々発生する(1回ごとの継続時間はそれなりに続く)、衝撃騒音はごく短時間で立ち上がる音です。ひっかけは、間欠騒音の説明に「1回の継続時間が1秒未満」という極めて短い時間を当てている点です。継続時間が極めて短いのは衝撃騒音側の特徴で、間欠騒音の説明としては合いません。「間欠=発生が飛び飛び」「衝撃=1発が極めて短い」と切り分けます。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤理由
(1)○(正しい)定常騒音は、レベルの変化が小さくほぼ一定とみなせる騒音です。
(2)○(正しい)変動騒音は、レベルが不規則かつ連続的にかなりの範囲で変化する騒音です。
(3)×(誤り)間欠騒音を「1回の継続時間が1秒未満」としている点。極めて短い継続時間は衝撃騒音側の特徴です。
(4)○(正しい)衝撃騒音は、発生ごとに分離できる場合、分離衝撃騒音に分類されることがあります。
(5)○(正しい)衝撃騒音は、極めて短い間隔で連続発生する場合、準定常衝撃騒音に分類されることがあります。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

間欠騒音は「発生が時々(飛び飛び)で、そのつどある程度の時間だけ続く」騒音です。選択肢(3)は間欠騒音に「1回の継続時間が1秒未満」という極めて短い時間を当てていますが、そこまで短く鋭いのは衝撃騒音側の特徴で、間欠騒音の説明としては合いません。「間欠=発生が飛び飛び」「衝撃=1発が極めて短い」と、発生の仕方と継続時間の長さで区別します。

覚え方

  • 定常=ほぼ一定/変動=不規則・連続で大きく変化。
  • 間欠=発生が飛び飛び(1回はある程度続く)。極めて短い1発は衝撃騒音。
  • 衝撃騒音は「分離衝撃」「準定常衝撃」に細分されることがある。

理解度チェック

Q.

1回の継続時間が極めて短い(1秒未満のような)音はどの分類の特徴?

衝撃騒音の特徴です。間欠騒音は発生が飛び飛びで、1回はある程度の時間続きます。

Q.

変動騒音の定義は?

レベルが不規則かつ連続的に、かなりの範囲で変化する騒音です。

令和4年 騒音・振動特論 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動特論 問題・正解」(公式PDF