令和6年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問8を解説|騒音の苦情件数の推移
令和6年度 騒音・振動概論 問8は、環境省の施行状況調査による騒音に係る苦情件数の推移を示したグラフを読む問題です。2017(平成29)年度から5年間の推移として正しいものを選びます。
この問題のポイント
この問題は理屈ではなく、グラフの折れ線が5年間でどう動いたかを正確に読み取れるかを問うています。選択肢は、増えたか減ったか、どの年度で大きく変わったかといった推移の描き方が一つずつ異なります。読み取りの核心は2017年度以降の全体の向きと途中の転換点です。騒音の苦情件数は在宅時間が増えた2020(令和2)年度前後で目立って増える動きを示しており、この期間を「増加」の向きで正しくとらえた記述が正解になります。細かな数値を暗記するのではなく、線の上がり下がりの向きで判断します。
※ 問題文とグラフそのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(1)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 2017年度以降、とくに2020年度前後で増える向きを、グラフの推移どおりに述べた記述です。これが正解です。 |
| (2) | ×(誤り) | 増減の向きや転換点の読み取りが実際のグラフと合わない記述です。 |
| (3) | ×(誤り) | 同上で、5年間の推移の描き方がグラフと一致しません。 |
| (4) | ×(誤り) | 同上で、増加すべき局面を減少と読むなど向きが実際と異なります。 |
| (5) | ×(誤り) | 同上で、推移の読み取りがグラフと合致しません。 |
グラフ問題の読み解き方
推移のグラフを問う問題では、まず問われている期間の両端の高さを比べて全体の向きをつかみ、次に途中で大きく変わった年度(転換点)を確認するのが確実です。ここでは2017年度と2021年度を比べると全体として増える向きで、特に2020年度前後に目立った増加がみられます。数値そのものを覚える必要はなく、線の上がり下がりの向きと転換点を正しく追えれば、それに合う記述を選べます。選択肢(1)がこの推移と一致します。
覚え方
- 推移グラフは両端の高さ+途中の転換点の2点で読む。
- 騒音苦情は近年増加傾向。2020年度前後の増加をおさえる。
- 数値暗記より線の向き。増える局面を減少と読まない。
理解度チェック
推移を問うグラフ問題は、まず何を確認する?
問われている期間の両端の高さを比べて全体の向きをつかみ、次に大きく変わった転換点を確認します。数値の暗記は不要です。
近年の騒音苦情件数の大まかな向きは?
おおむね増加傾向で、在宅時間が増えた2020年度前後に目立った増加がみられます。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月