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令和5年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問12を解説|聴力検査

令和5年度 騒音・振動概論 問12は、聴力検査に関する記述のうち、誤っているものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

聴力検査はオージオメータで行い、個人の最小可聴値から正常耳の基準最小可聴値を引いた「聴覚閾値レベル(聴力レベル)」で表します。ここでの符号の意味が引っかけです。聴力レベルは基準からのずれで、プラスに大きいほど聞こえが悪く(閾値が高く)、マイナスは基準より小さな音まで聞こえる=聴力が良いことを意味します。選択肢(3)は、マイナスを「聴力が低下している」と逆に読んでいる点が誤りです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)聴力検査に使う機器はオージオメータと呼ばれます。
(2)○(正しい)聴覚閾値レベルは、最小可聴値から基準最小可聴値を引いた値で表されます。
(3)×(誤り)聴力レベルのマイナスは、基準より聴力が良いことを表します。聴力低下ではありません。
(4)○(正しい)聴力検査には気導聴力検査と骨導聴力検査があります。
(5)○(正しい)一般的な気導純音聴力検査は125Hzから8000Hzまでのオクターブ間隔で行います。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

聴力レベルは、その人の最小可聴値から正常耳の基準最小可聴値を引いた差で表します。基準どおりならほぼ0dB、基準より大きな音でないと聞こえなければ差はプラスに大きくなり、これが聞こえの悪化を示します。逆に基準より小さな音まで聞き取れる人は差がマイナスになり、これは基準より聴力が良いことを意味します。選択肢(3)はこの符号を取り違え、マイナスを聴力の低下としており誤りです。プラスが悪化、マイナスが良好、と押さえます。

覚え方

  • 聴力レベル=最小可聴値−基準最小可聴値。
  • プラスに大きい=聞こえが悪い、マイナス=聞こえが良い
  • 気導・骨導の2種、125〜8000Hzのオクターブ間隔で検査。

理解度チェック

Q.

聴力レベルがマイナスの値は何を意味する?

基準より聴力が良いことを意味します。聴力低下ではありません。

Q.

聴力検査の機器と検査の種類は?

機器はオージオメータ。検査には気導聴力検査と骨導聴力検査があります。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和5年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF