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令和3年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問13を解説|騒音の影響

令和3年度 騒音・振動概論 問13は、騒音の影響に関する問題です。5つの説明のうち、誤っているものを選びます。

この問題のポイント

道路交通騒音への住民反応や、会話の了解度、睡眠妨害など、騒音レベルと影響の関係を問う設問です。基本の向きは「騒音レベルが上がるほど、不快・妨害の反応は増える」こと。選択肢(2)は精神症状反応率が等価騒音レベルの上昇につれて減少するとしていますが、実際は増加する方向であり、向きが逆になっている点が誤りです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(2)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)「非常にうるさい」という反応の割合は、等価騒音レベルの上昇につれて増える傾向があります。
(2)×(誤り)精神症状反応率は騒音レベルの上昇につれて増加します。減少とするのは逆です。
(3)○(正しい)「いらいらする」などの心理的反応は情緒的妨害と呼ばれます。
(4)○(正しい)十分な了解度を得るには、SN比として最低15dB必要とされます。
(5)○(正しい)住民反応調査では、騒音レベルの上昇に伴い睡眠妨害率が増えることが示されています。

選択肢(2)のポイント(ここが誤り)

騒音による健康・心理への影響は、原則として騒音レベルが上がるほど反応率も上がる関係にあります。「非常にうるさい」の割合(選択肢(1))や睡眠妨害率(選択肢(5))が上昇につれて増えるのと同じで、精神症状反応率も増加する方向です。選択肢(2)はこれを「減少する」と逆向きに述べているため誤りです。反応率が下がるという記述を見たら、向きが反対でないかをまず疑うのが安全です。

覚え方

  • 騒音レベルが上がると反応率・妨害率は増える(減るは要注意)。
  • 会話の了解度にはSN比最低15dBが必要。
  • 「いらいらする」などの心理的反応=情緒的妨害。

理解度チェック

Q.

精神症状反応率は騒音レベルの上昇につれてどうなる?

増加します。騒音レベルが上がるほど反応率が上がるのが基本の向きで、減少とするのは誤りです。

Q.

会話で十分な了解度を得るために必要なSN比は?

音声と騒音のレベル差(SN比)として最低15dBとされています。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF