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令和2年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問13を解説|騒音の影響

令和2年度 騒音・振動概論 問13は、騒音の影響に関する問題です。学習や作業への影響を扱う5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題のポイント

騒音は注意の集中や思考を妨げるため、頭を使う作業ほど影響を受けやすいという傾向があります。分かれ目は選択肢(5)です。精神(知的)作業と肉体作業を比べると、影響を強く受けるのは精神作業の方です。選択肢(5)は「肉体作業の方が受けやすい」としており、方向が逆になっている点が最も不適当です。単純作業より複雑な作業(選択肢(3))、思考を要する科目(選択肢(1))が影響を受けやすいという流れと矛盾することからも見抜けます。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(5)(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)算数・数学や国語読解など、思考・判断を要する科目が影響を受けやすいです。
(2)○(正しい)騒音レベルが高いほど、落ち着きがなくなるなどの二次的影響が出ます。
(3)○(正しい)単純な作業よりも、複雑な作業の方が影響を受けやすいです。
(4)○(正しい)騒音レベルが上昇するほど、作業能率は低下します。
(5)×(誤り)影響を受けやすいのは精神作業の方です。「肉体作業の方が受けやすい」は逆です。

選択肢(5)のポイント(ここが誤り)

騒音は、注意を集中させたり考えをまとめたりする働きを妨げます。そのため、頭を使う精神(知的)作業ほど騒音の影響を強く受け、単純な肉体作業は相対的に影響が小さくなります。この関係は、思考を要する科目が影響を受けやすい(選択肢(1))、複雑な作業ほど影響を受けやすい(選択肢(3))という他の記述と同じ方向を向いています。ところが選択肢(5)は「精神作業よりも肉体作業の方が受けやすい」と向きを逆にしており、最も不適当な記述になります。「頭を使う作業ほど騒音に弱い」という向きで覚えておけば、この種の引っかけに惑わされません。

覚え方

  • 騒音は精神(知的)作業ほど影響が大きい。肉体作業は相対的に小さい。
  • 単純作業より複雑な作業、思考を要する科目が影響を受けやすい。
  • 騒音レベルが上がるほど作業能率は低下する。

理解度チェック

Q.

精神作業と肉体作業では、どちらが騒音の影響を受けやすいか?

精神作業の方が受けやすいです。頭を使う作業ほど騒音の影響が大きくなります。

Q.

作業の複雑さと騒音の影響には、どのような関係があるか?

複雑な作業ほど影響を受けやすいです。単純な作業は相対的に影響が小さくなります。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF