令和2年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問8を解説|騒音・振動の苦情件数
令和2年度 騒音・振動概論 問8は、典型七公害の公害苦情受付件数を被害の発生地域別に示したグラフから、騒音と振動を表すグラフの正しい組合せを選ぶ問題です。
この問題のポイント
グラフの読み取りですが、判断の軸は件数の大小です。典型七公害の中で騒音の苦情件数は多い方で、住居地域だけでなく商業地域や工業地域まで幅広く発生します。一方、振動の苦情件数は騒音よりかなり少なくなります。公式の正解では、騒音がア、振動がオの組合せ(選択肢(2))にあたります。件数の多い大きなグラフを騒音、件数の少ない小さなグラフを振動と読み分けるのがコツです。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(2)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 騒音/振動 | 判定 |
|---|---|---|
| (1) | ア/ウ | 振動をウとする組合せは、公式の正解と一致しません。 |
| (2) | ア/オ | 正しい組合せ。騒音がア、振動がオにあたります。 |
| (3) | イ/エ | 騒音をイとする組合せは、件数の大小と合わず不適当です。 |
| (4) | イ/オ | 振動はオで合いますが、騒音をイとしている点が誤りです。 |
| (5) | ウ/エ | 騒音・振動のいずれも公式の正解と一致しません。 |
ここが分かれ目
グラフの見分けは、細かい数値ではなく全体の高さ(件数の多さ)で判断します。騒音は感覚公害の代表で、住居地域から商業・工業地域まで広く苦情が寄せられるため、件数の大きなグラフになります。これがアにあたります。振動は騒音に比べて苦情件数が少なく、小さなグラフになります。これがオです。この「騒音は多い・振動は少ない」という大小関係をつかんでいれば、騒音=ア・振動=オの選択肢(2)にたどり着けます。どのグラフが最も大きいか・小さいかから攻めるのが、この種の読み取り問題の定石です。
覚え方
- 苦情件数は騒音が多く・振動は少ない。グラフの高さで見分ける。
- 騒音は住居地域から商業・工業地域まで幅広く分布する。
- 読み取りは「一番大きい/一番小さい」から攻める。
理解度チェック
Q.
騒音と振動では、どちらの公害苦情件数が多いか?
騒音の方が多くなります。振動は騒音に比べて苦情件数が少ない傾向です。
Q.
グラフから騒音・振動を見分けるコツは?
件数の大小で判断します。大きいグラフが騒音、小さいグラフが振動と読み分けます。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月