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令和元年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問15を解説|デシベルで表す量

令和元年度 騒音・振動概論 問15は、デシベルを単位として表される量はどれかを問う問題です。5つの用語のうち、単位がデシベルになる正しいものを選びます。

この問題のポイント

デシベルは、基準量との比の常用対数を10倍(音圧・振動加速度は20倍)したレベル量の単位です。名前に「〜のレベル」と付き、対数で定義されている量だけがデシベルで表されます。分かれ目は、聴感補正を含む心理量の単位。音の大きさのレベルはフォン(phon)、ラウドネス(音の大きさ)はソーン(sone)、音の高さはメル(またはHz)で、いずれもデシベルではありません。選択肢(1)の音の強さのレベルだけが、基準の音の強さとの比を対数にとった量で、単位はデシベルです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(1)

各選択肢の正誤

選択肢デシベルか解説
(1)○(正しい)音の強さのレベルは、基準の音の強さとの比を対数にとったレベル量で、単位はデシベルです。
(2)×(違う)音の高さはピッチの感覚で、単位はメル(またはHz)です。
(3)×(違う)音の大きさのレベルは聴感補正を含む量で、単位はフォンです。
(4)×(違う)音のうるささはノイ(noy)で表され、デシベルではありません。
(5)×(違う)音の大きさ(ラウドネス)はソーンで表される比例尺度の量です。

選択肢(1)のポイント(ここが正しい)

デシベルは「基準値との比の対数」を単位にしたものなので、名前に「レベル」が付く量に対応します。音の強さのレベルは、対象の音の強さを基準の音の強さで割った比の常用対数を10倍した値で、まさにデシベルで表される量です。ここでの引っかけは、フォン(音の大きさのレベル)やソーン(ラウドネス)といった聴感を反映した単位を、うっかりデシベルと混同させる点にあります。「レベル=デシベル、聴感で補正した大きさ=フォン/ソーン」と切り分ければ迷いません。

覚え方

  • デシベル=基準値との比の対数で決まるレベル量の単位。
  • 音の大きさのレベル=フォン、ラウドネス=ソーン、音のうるささ=ノイ。
  • 音の高さ=メル(Hz)。聴感の心理量はデシベルで表さない。

理解度チェック

Q.

「音の大きさのレベル」の単位はデシベル?

いいえ。単位はフォン(phon)です。デシベルで表すのは音の強さのレベルや音圧レベルなどのレベル量です。

Q.

ラウドネス(音の大きさ)の単位は何?

ソーン(sone)です。音の大きさが2倍に感じられると2ソーンとなる比例尺度の量です。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF