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令和元年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問13を解説|平均聴力レベルの計算

令和元年度 騒音・振動概論 問13は、聴力測定結果のうち1000Hzと4000Hzの値が読み取れない状況で、四分法平均聴力レベル新四分法平均聴力レベルの値から、抜けた2つの聴覚閾値レベルの正しい組合せを選ぶ計算問題です。

この問題のポイント

四分法平均聴力レベルは、(500Hz + 2×1000Hz + 2000Hz)÷ 4という重み付け平均で求めます。読み取れる500Hz=10dB、2000Hz=20dBを入れ、平均が15dBになる1000Hzの値を逆算します。すると1000Hzは15dBと定まります。選択肢の中で1000Hzが15dBなのは1つだけなので、この一点で答えが決まります。残る4000Hzは、四分法にはない高音域まで含む新四分法(500・1000・2000・4000を重み付け平均)で対応づけられ、正しい組合せは1000Hz=15dB/4000Hz=35dBです。

※ 問題文そのもの(測定結果の表)は、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(1000Hz=15dB/4000Hz=35dB)

抜けた値の求め方

周波数求めた値読み解き
1000Hz15dB四分法(500+2×1000+2000)÷4=15。(10+2×□+20)÷4=15 を解くと□=15dB。
4000Hz35dB高音域を含む新四分法で対応づけられ、正しい組合せは4000Hz=35dBとなります。

ここが分かれ目

決め手は四分法の重み付けです。四分法は1000Hzだけを2倍に重くして平均するため、読める500Hz(10dB)と2000Hz(20dB)を入れると、平均を15dBにする1000Hzは15dBと一意に決まります。選択肢のうち1000Hzが15dBなのは(3)だけなので、この計算だけで答えが確定します。新四分法は四分法に高音域の4000Hzを加えて重み付け平均する評価法で、聴力の低下を高音域まで拾える点が特徴です。四分法(身体障害者福祉法)と新四分法(日本聴覚医学会)を混同せず、まず1000Hzを四分法で押さえるのが速い解き方です。

覚え方

  • 四分法=(500+2×1000+2000)÷4(1000Hzを2倍に重く)。
  • 新四分法は四分法に4000Hzを加えて高音域まで評価。
  • 抜けた値は重み付けの式に代入して逆算する。

理解度チェック

Q.

四分法平均聴力レベルは、どの周波数をどう重み付けする?

500Hz・1000Hz・2000Hzを使い、1000Hzを2倍にして(500+2×1000+2000)÷4で求めます。

Q.

新四分法が四分法と違うのはどこ?

新四分法は4000Hz(高音域)を加えて評価する点です。高音域の聴力低下まで拾えます。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF