令和7年度 公害防止管理者 ダイオキシン類概論 問3を解説|国及び地方公共団体の責務
令和7年度 ダイオキシン類概論 問3は、ダイオキシン類対策特別措置法第3条に定める国及び地方公共団体の責務に関する穴埋め問題です。ア~エに入る語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
この条文は、国と地方公共団体で役割を書き分けています。国は、環境汚染の「防止」と「その除去」等について基本的かつ総合的な施策を策定・実施する立場です。地方公共団体は、その地域の自然的社会的条件に応じた施策を実施する立場です。分かれ目は、国が担う施策の性格を表す語(基本的・総合的)と、地方が踏まえる条件を表す語(自然的社会的)で、体系的・財政的・環境的といった似た響きの語に置き換える引っかけが仕込まれています。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)
各空欄に入る語句
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | その除去 | 「汚染の防止及びその除去等」と続きます。すでに生じた汚染を取り除く意味です。 |
| イ | 基本的 | 国の施策の性格を表す語。基本的かつ総合的、と対になります。 |
| ウ | 総合的 | 「基本的かつ総合的」で一続き。財政的ではありません。 |
| エ | 自然的社会的 | 地方が踏まえるのは地域の自然的社会的条件です。 |
ここが分かれ目
選択肢は「その回復/その除去」「基本的/体系的」「総合的/財政的」「自然的社会的/環境的」の組合せで揺さぶってきます。国の責務では、施策を基本的かつ総合的と表現する点がまとまりの目印です。ここを「体系的」「財政的」に置き換えると誤りになります。さらに地方が踏まえる条件は自然的社会的条件であり、単なる「環境的条件」ではありません。ア=その除去、イ=基本的、ウ=総合的、エ=自然的社会的でそろう選択肢(5)が正解です。
覚え方
- 国=基本的かつ総合的な施策(防止+その除去)。
- 地方=自然的社会的条件に応じた施策。
- 似た語の「体系的・財政的・環境的」は引っかけ。
理解度チェック
Q.
国が策定・実施する施策の性格を表す語は?
基本的かつ総合的です。体系的・財政的は引っかけの語です。
Q.
地方公共団体は何に応じた施策を実施する?
当該地域の自然的社会的条件に応じた施策です。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月