令和6年度 公害防止管理者 ダイオキシン類概論 問4を解説|測定回数
令和6年度 ダイオキシン類概論 問4は、ダイオキシン類対策特別措置法第28条に基づき、設置者が排出ガスや排出水のダイオキシン類の測定を行う回数を問う問題です。正しいものを選びます。
この問題のポイント
大気基準適用施設や水質基準適用事業場の設置者は、排出ガス・排出水中のダイオキシン類による汚染の状況を自ら測定し、記録する義務があります。ダイオキシン類の測定は分析に手間と費用がかかるため、他の大気・水質項目のように毎日や毎月ではなく、年に1回以上と定められています。引っかけは、毎日・毎週・毎月・6か月ごとといった、より短い頻度をもっともらしく並べている点です。正しい回数は毎年1回以上です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)(正しい記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ×(誤り) | 毎日1回以上とする点が誤りです。ダイオキシン類の測定はこれほど高頻度ではありません。 |
| (2) | ×(誤り) | 毎週1回以上とする点が誤りです。定められた頻度より過大です。 |
| (3) | ×(誤り) | 毎月1回以上とする点が誤りです。年1回以上が正しい回数です。 |
| (4) | ×(誤り) | 6か月ごとに1回以上とする点が誤りです。年1回以上より短く設定しています。 |
| (5) | ○(正しい) | 排出ガス・排出水のダイオキシン類測定は毎年1回以上です。正しい記述です。 |
選択肢(5)のポイント(ここが正しい)
ダイオキシン類の分析は、超微量の異性体を分離して定量する高分解能の分析が必要で、時間も費用もかかります。そのため自主測定の頻度は、他の排出項目のような毎日・毎月ではなく年1回以上に設定されています。この問題は「もっともらしい短い頻度」を並べて迷わせるつくりで、毎日・毎週・毎月・6か月ごとはいずれも誤りです。ダイオキシン類は「年1回以上」とセットで覚えておくと、頻度を問う問題で確実に得点できます。
覚え方
- 排出ガス・排出水のダイオキシン類測定は毎年1回以上。
- 分析が高コストゆえ低頻度。毎日・毎週・毎月は引っかけ。
- 測定結果は記録・保存が義務。
理解度チェック
Q.
排出ガス・排出水のダイオキシン類は何回以上測定する?
毎年1回以上です。分析に手間と費用がかかるため年1回以上と定められています。
Q.
ダイオキシン類の自主測定は毎月1回以上でよい?
いいえ。定められているのは毎年1回以上です。毎月とするのは誤りです。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月