令和4年度 公害防止管理者 ダイオキシン類概論 問9を解説|排出インベントリー
令和4年度 ダイオキシン類概論 問9は、2019(令和元)年度のダイオキシン類の排出インベントリーに関する穴埋め問題です。ア~ウに入る数字と語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
排出インベントリーは、ダイオキシン類がどの発生源からどれだけ排出されたかを推計した資料です。大気への排出では、廃棄物焼却施設(一般廃棄物・産業廃棄物・小型焼却炉)の三つで大きな割合を占め、産業系の発生源のなかでは特定の施設の寄与が最も大きくなります。水への排出は、大気と水を合わせた合計に対して小さな比率にとどまります。ここでは、大気での廃棄物焼却の割合と、産業系で寄与が最大の施設、そして水への排出比率という三つの数値・語句を組み合わせます。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(2)
各選択肢の正誤
| 空欄 | 入る数字・語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 5 | 廃棄物焼却の三施設の合計で、大気排出の約5割強を占めます。 |
| イ | 製鋼用電気炉 | 産業系排出施設の大気排出では、この施設の寄与が最も大きくなります。 |
| ウ | 1.1 | 水への排出は、大気と水の合計に対して約1.1%と小さい比率です。 |
ここが分かれ目
組合せを絞る鍵はイの施設名です。産業系の大気排出で寄与が最大なのは製鋼用電気炉で、亜鉛回収施設や鉄鋼業焼結工程とすり替える選択肢を外せます。アの「約5割強」とウの「約1.1%」も、大気排出は廃棄物焼却が半分超を占め、水への排出は合計の1%程度と小さい、という大小関係をつかんでおくと選びやすくなります。三つの数値・語句を一つずつ照合すれば、正しい組合せに達します。
覚え方
- 大気排出は廃棄物焼却の三施設で約5割強。
- 産業系で寄与最大は製鋼用電気炉。
- 水への排出は合計の約1.1%と小さい。
理解度チェック
Q.
産業系排出施設の大気排出で、寄与が最も大きい施設は?
製鋼用電気炉です。亜鉛回収施設や鉄鋼業焼結工程ではありません。
Q.
水への排出は、大気と水を合わせた合計に対してどの程度か?
約1.1%と、相対的に小さい寄与率です。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月