令和4年度 公害防止管理者 ダイオキシン類概論 問3を解説|事故時の措置
令和4年度 ダイオキシン類概論 問3は、ダイオキシン類対策特別措置法に規定する事故時の措置に関する穴埋め問題です。ア~オに入る語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
特定施設で故障などの事故が起き、ダイオキシン類が多量に排出されたときにどう動くかを定めた規定です。押さえる骨組みは、まず事故の内容(故障・破損その他の事故)、次に排出される先(大気中または公共用水域)、そして事業者がとる行動(直ちに応急の措置を講じ、速やかに復旧するよう努める)の三段構えです。引っかけは、排出先を「土壌中」とすり替える点と、オを「報告」にするか復旧にするかの読み分けです。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(2)
各選択肢の正誤
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 破損 | 「故障、破損その他の事故」と並ぶ、事故の内容を示す語です。 |
| イ | 大気中 | ダイオキシン類が多量に排出される先の一つです。 |
| ウ | 公共用水域 | もう一つの排出先。「土壌中」ではありません。 |
| エ | 応急 | 直ちに講じるのは応急の措置です。 |
| オ | 復旧 | その事故を速やかに復旧するよう努めます。 |
ここが分かれ目
迷いやすいのはウとオです。排出先は大気中と公共用水域の二つで、「土壌中」ではありません。事故時の措置は大気や水域への急な多量排出を想定しているためです。またオは、事業者が事故そのものを収束させる行動なので、「報告」ではなく「復旧」です。直ちに応急の措置、そして速やかに復旧、という二拍子で覚えると、語句のすり替えを見抜けます。
覚え方
- 事故時の排出先は大気中と公共用水域(土壌中ではない)。
- とる行動は「直ちに応急の措置 → 速やかに復旧」。
- 事故の内容は「故障・破損その他の事故」。
理解度チェック
Q.
事故時にダイオキシン類が多量排出される先として規定されているのは?
大気中と公共用水域です。土壌中は含まれません。
Q.
事故が起きたとき、事業者はどう努めるか?
直ちに応急の措置を講じ、その事故を速やかに復旧するように努めます。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月