令和6年度 公害防止管理者 ダイオキシン類特論 問24を解説|サンプリングスパイク回収率
令和6年度 ダイオキシン類特論 問24は、内標準法におけるサンプリングスパイクの回収率を求める計算問題です。クリーンアップスパイクを基準に実測量を出し、添加量で割って回収率を求めます。
この問題のポイント
回収率は「実際に回収できた量 ÷ 加えた量 ×100」です。サンプリングスパイクの実測量は、クリーンアップスパイクとのピーク面積の比に、クリーンアップスパイクの添加量と相対感度を掛けて求めます。ここで得た実測量を、サンプリングスパイクの添加量で割れば回収率です。分かれ目は、実測量を出す基準がクリーンアップスパイクである点と、最後に割る相手をサンプリングスパイクの添加量にする点です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)(80%)
計算の手順
- サンプリングスパイクの実測量 = (サンプリング面積 ÷ クリーンアップ面積) × クリーンアップ添加量 × 相対感度。
- = (40000 ÷ 100000) × 1000 × 1.000 = 0.4 × 1000 = 400 pg。
- 回収率 = 実測量 ÷ サンプリングスパイク添加量 × 100 = 400 ÷ 500 × 100 = 80%。
ミスが起きやすいのは、面積比を逆さ(クリーンアップ÷サンプリング)にすることと、最後に割る添加量を取り違えることです。実測量はクリーンアップスパイク(既知量)を物差しにして求め、それをサンプリングスパイクの添加量と比べる、という流れをつかんでおきます。
覚え方
- 回収率=実測量 ÷ 添加量 ×100。
- 実測量はクリーンアップスパイクを基準に面積比×添加量×相対感度。
- 最後に割るのはサンプリングスパイクの添加量。
理解度チェック
Q.
サンプリングスパイクの実測量はいくら?
400 pgです。(40000/100000)×1000×1.000で求めます。
Q.
回収率を求める式は?
実測量 ÷ 添加量 ×100です。ここでは400÷500×100=80%になります。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月