令和元年度 公害防止管理者 ダイオキシン類特論 問7を解説|活性コークス
令和元年度 ダイオキシン類特論 問7は、活性コークスに関する記述中、下線部(1)〜(5)のうち誤っているものを選ぶ問題です。
この問題のポイント
活性コークスは、発電所や製鉄所などの排ガス処理に使われる炭素質材料で、比較的低い温度域で脱硫・脱硝に用いられます。押さえどころは活性炭との違いで、活性コークスの比表面積は活性炭よりかなり小さいという関係です。下線部問題なので、各下線部に書かれた性質や数値・比の記述が、この事実関係と合っているかを一つずつ照合します。分かれ目は、比表面積の値や活性炭との比を取り違えていないかどうかです。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。下線部の正確な語句・数値は公式PDFで照合してください。
正解:選択肢(2)(誤っている記述)
各下線部の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 活性コークスが発電所や製鉄所などの排ガス処理に用いられる炭素質材料である点は、事実と整合します。 |
| (2) | ×(誤り) | 公式ではこの下線部が誤りとされています。活性コークスは活性炭より比表面積がかなり小さく、比表面積とその比に関する記述が要注意です。 |
| (3) | ○(正しい) | 記述された内容は、活性コークスの一般的な性質と整合します。 |
| (4) | ○(正しい) | 記述された内容は、活性コークスの一般的な性質と整合します。 |
| (5) | ○(正しい) | 比較的低い温度域で排ガスの脱硫・脱硝に用いられる点は、事実と整合します。 |
選択肢(2)のポイント(ここが誤り)
活性コークスと活性炭はどちらも炭素質の吸着材ですが、性質は同じではありません。最大の違いは比表面積で、活性コークスの比表面積は活性炭よりはるかに小さい点です。吸着容量では活性炭に及びませんが、活性コークスは機械的な強度や耐熱性、コスト、再生のしやすさなどで有利で、発電所や製鉄所の大量の排ガスを比較的低い温度域で脱硫・脱硝する用途に向いています。公式の正解は選択肢(2)で、この下線部にある比表面積の値や活性炭との比の記述が事実と合わないとされています。数値そのものはここでは転載しないため、正確な値は公式PDFで確認し、「活性コークスは活性炭より比表面積が小さい」という向きを軸に照合してください。
覚え方
- 活性コークスの比表面積は活性炭よりかなり小さい。
- 用途は発電所・製鉄所の排ガスの脱硫・脱硝(比較的低温域)。
- 下線部問題は数値・比の向きを一つずつ照合。
理解度チェック
活性コークスの比表面積は、活性炭と比べて大きい?小さい?
小さいです。吸着容量は活性炭に及びませんが、強度や耐熱性、コスト面で有利です。
活性コークスはどんな排ガス処理に使われる?
発電所や製鉄所などの排ガスの脱硫・脱硝に、比較的低い温度域で用いられます。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月