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令和2年度 公害防止管理者 ばいじん・一般粉じん特論 問9を解説|排ガス中の水分量測定

令和2年度 ばいじん・一般粉じん特論 問9は、シェフィールド形吸湿管による排ガス中の水分量測定に関する穴埋め問題です。吸引流量・吸湿する水分量・天秤の感量にあたる空欄ア~ウに入る数値の正しい組合せを選びます。

この問題のポイント

この測定は、無水塩化カルシウムなどの吸湿剤を詰めた吸湿管に排ガスを通し、吸湿管が増えた重さから水分量を求める方法です。ガスをゆっくり通して確実に水分を吸わせ、量りやすい適量の水分を捕まえ、それを読み取れる細かさの天秤を使う、という筋が通っています。分かれ目は吸引流量アが0.1か1.0かと、水分量イ・感量ウの3つの数値が矛盾なくそろう組合せを選べるかどうかです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)

空欄に入る正しい数値

空欄入る数値読み解き
0.1 L/min吸湿剤1 g当たりの吸引流量の上限。速く通しすぎると吸わせきれないため、ゆっくり通す0.1が入ります。
0.1~1.0 g吸湿させる水分の目安量。少なすぎると誤差が大きく、適量として0.1~1.0 gになるよう吸引ガス量を選びます。
0.01 g天秤の感量。0.1~1.0 gの水分を十分な桁で読み取れる細かさとして、感量0.01 g以下のものを用います。

ここが分かれ目

まず吸引流量アは、ガスを速く通しすぎると吸湿剤が水分を吸いきれないため、1.0ではなく0.1 L/minが入ります。ここを取り違えると選択肢(1)(3)(5)に引き込まれます。次に水分量イは、量りとして扱いやすい0.1~1.0 gにそろえるのが妥当で、これで選択肢(2)(3)(5)の「0.01~0.1」を外せます。最後に天秤の感量ウは、0.1~1.0 gの水分を有効な桁で読み取れる0.01 gが合い、感量0.001 gの選択肢(1)(5)とは食い違います。3つの数値が「ゆっくり通す→適量の水分→それを読める天秤」と無理なくつながるのは選択肢(4)だけです。

覚え方

  • 吸引流量は吸湿剤1 g当たり0.1 L/min以下。ゆっくり通して確実に吸わせる。
  • 吸湿させる水分は0.1~1.0 g(量りやすい適量)。
  • 天秤の感量は0.01 g以下。水分量を有効な桁で読む。

理解度チェック

Q.

吸引流量を大きくしすぎると、水分量測定でどんな不都合がある?

吸湿剤が水分を吸いきれず、水分を取りこぼします。だから吸湿剤1 g当たり0.1 L/min以下でゆっくり通します。

Q.

0.1~1.0 gの水分を量るのに合う天秤の感量は?

0.01 g以下です。水分量を十分な桁で読み取れる細かさとして、感量0.01 gの天秤を用います。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 ばいじん・一般粉じん特論 問題・正解」(公式PDF