令和7年度 公害防止管理者 大気関係技術特論 問15を解説|L形ピトー管
令和7年度 大気関係技術特論 問15は、L形ピトー管の断面図に関する問題です。図中のア・イに入る語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
ピトー管は、流れに正対する先端の穴と、管の側面にある穴という2つの取り口から圧力を測る器具です。先端は流れをまともに受けるので全圧、側面は流れに沿うので静圧をとらえます。分かれ目は、アとイのどちらが全圧でどちらが静圧かという1点で、全圧・静圧・動圧の関係を取り違えないことが大切です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(1)
ア・イに入る正しい語句
| 空欄 | 正しい語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 全圧 | 流れに正対する先端の穴が受ける圧力で、流れをまともに受け止めた全圧です。 |
| イ | 静圧 | 流れに沿う側面の穴が受ける圧力で、流れの向きに影響されない静圧です。 |
ここが分かれ目
正しい組合せはア=全圧、イ=静圧です。取り違えやすいのは、先端の全圧と側面の静圧の役割、そしてその差が意味するものです。流れに正対する先端は流れをまともに受けるため全圧を、流れに沿う側面は流れの向きに影響されにくいため静圧をとらえます。全圧と静圧を入れ替えたり、どちらかを動圧としたりすると誤りになります。全圧から静圧を引いた差が動圧で、これが流速の測定につながる、という関係で覚えます。
覚え方
- 先端(流れに正対)=全圧、側面(流れに沿う)=静圧。
- 全圧−静圧=動圧(この差が流速に関係)。
- ピトー管は全圧と静圧の2か所を測る器具。
理解度チェック
Q.
ピトー管の先端の穴と側面の穴は、それぞれ何を測る?
流れに正対する先端の穴が全圧、流れに沿う側面の穴が静圧を測ります。
Q.
全圧と静圧の差は何を表す?
動圧を表し、これが流速の測定に用いられます。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 大気関係技術特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月