令和7年度 公害防止管理者 大気関係技術特論 問14を解説|アスベストの測定地点
令和7年度 大気関係技術特論 問14は、アスベストモニタリングマニュアルにおけるアスベスト濃度の測定地点に関する問題です。一般環境(バックグラウンド地域)に該当しない地域を選びます。
この問題のポイント
バックグラウンド地域とは、身近な発生源の影響が少なく、いわば「もともとの濃度」をとらえるための一般環境です。したがって、周囲に強い発生源がある場所は、この地域には含めません。分かれ目は、選択肢のうちどれが発生源の影響を受けやすい場所かという1点で、自動車の走行などによる飛散の影響がある地域が混じっています。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)(バックグラウンド地域に該当しない)
各選択肢の判定
| 選択肢 | 各選択肢の判定 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | 該当する | 内陸山間地域は発生源の影響が小さく、バックグラウンド地域に含まれます。 |
| (2) | 該当する | 住宅地域も一般環境(バックグラウンド地域)として区分されます。 |
| (3) | 該当する | 商工業地域もバックグラウンド地域の区分に含まれます。 |
| (4) | 該当する | 農業地域も発生源の影響が小さく、バックグラウンド地域に含まれます。 |
| (5) | 該当しない | 幹線道路沿線地域は自動車の走行などによる発生源の影響を受けるため、バックグラウンド地域には含まれません。 |
選択肢(5)のポイント(ここが正解)
幹線道路沿線地域が正解です。バックグラウンド地域は、身近な発生源の影響が少ない一般環境をとらえるための地点なので、自動車の走行などによる飛散の影響を受けやすい幹線道路沿線は、この区分から外れます。内陸山間・住宅・商工業・農業の各地域は、いずれも発生源の影響が相対的に小さい一般環境として区分される点で共通しており、幹線道路沿線だけが性格が異なります。
覚え方
- バックグラウンド地域=発生源の影響が少ない一般環境。
- 幹線道路沿線=自動車の影響あり=バックグラウンドから外れる。
- 内陸山間・住宅・商工業・農業=一般環境の側。
理解度チェック
Q.
バックグラウンド地域とはどのような場所?
身近な発生源の影響が少ない一般環境で、もともとの濃度をとらえるための地点です。
Q.
幹線道路沿線地域がバックグラウンド地域に含まれない理由は?
自動車の走行などによる発生源の影響を受けやすく、もともとの濃度をとらえる地点として適さないためです。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 大気関係技術特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月