令和4年度 公害防止管理者 大気関係技術特論 問18を解説|NO2拡散計算モデルの穴埋め
令和4年度 大気関係技術特論 問18は、NO2濃度の拡散計算モデルに関する文章中の空欄ア・イに入る語句の正しい組合せを選ぶ問題です。
この問題のポイント
燃焼排ガス中の窒素酸化物は大部分がNOで、これが大気中で酸化されてNO2に変わります。この酸化を担うのがオゾン(O3)です。分かれ目は、酸化剤となる物質がO3であること(CO2やVOCではないこと)と、NO→NO2の変換過程を表すモデルが指数近似モデルであることの2点です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(1)(ア=O3、イ=指数近似モデル)
空欄に入る正しい語句
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | O3(オゾン) | 排ガス中の大部分を占めるNOは、大気中のオゾンと反応してNO2へ酸化されます。 |
| イ | 指数近似モデル | NO→NO2の変換過程を表す方法で、統計モデルと並んで挙げられます。 |
ここが分かれ目
アの候補にはCO2やVOCも並びますが、NOを酸化してNO2に変えるのは大気中のO3(オゾン)です。CO2は酸化剤ではなく、VOCは光化学反応に関わるものの、この変換で直接NOを酸化するのはオゾンです。イは対数分布モデルではなく指数近似モデルで、統計モデルと並ぶ変換過程の表現方法として押さえます。
覚え方
- 燃焼排ガスのNOxは大部分がNO。
- NOを酸化してNO2にするのは大気中のO3。
- 変換過程の表現=統計モデル・指数近似モデル。
理解度チェック
Q.
大気中でNOをNO2に酸化する物質は何ですか?
O3(オゾン)です。CO2やVOCではありません。
Q.
NO→NO2の変換過程を表すモデルとして挙げられるのは?
統計モデルと指数近似モデルです。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 大気関係技術特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月