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令和3年度 公害防止管理者 大気関係技術特論 問14を解説|繊維状粒子の計数法

令和3年度 大気関係技術特論 問14は、繊維状粒子の数の判定法(JIS K 3850‑1)に関する問題です。ア~エの記述の正誤の正しい組合せを選びます。

この問題のポイント

顕微鏡で繊維状粒子を数えるときの数え方のルールを問う問題です。曲がった繊維は真の長さを見積もる、からまって数えられないものは数えない、といった基本の扱いを押さえるのが土台になります。分かれ目は枝分かれした繊維と交差した繊維の数え方で、「分かれた部分ごとに1本」「交差した全体で1本」というように、実際のルールと逆に読ませる記述が紛れています。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)

各選択肢の正誤

記述正誤解説
曲がった単繊維は、直線部分を目安に曲がりに沿って真の長さを推定して判定します。
からまって正確に数を読み取れない場合は、無理に数えず計数から外します。
枝分かれした繊維は全体で1本と数えます。分かれた部分ごとに1本と数えるのは誤りです。
数本が交差している場合は区別できる繊維をそれぞれ1本と数えます。交差全体で1本とするのは誤りです。

ここが分かれ目

取り違えやすいのは、枝分かれと交差の数え方が逆になっている点です。枝分かれした1本の繊維は、分かれていても全体で1本と数えます。分かれた部分ごとに数えると本数を過大に数えてしまいます。反対に、複数の繊維がたまたま交差しているときは、区別できるものをそれぞれ1本ずつ数えます。交差した固まりを1本とまとめると本数を過小に数えてしまいます。「もとが1本なら1本、もとが複数なら複数」と、由来で数える向きを押さえるのがコツです。

覚え方

  • 枝分かれ=もとが1本なら全体で1本。分けて数えない。
  • 交差=別々の繊維はそれぞれ1本。まとめて1本にしない。
  • 曲がった繊維は真の長さを推定、からまって読めないものは数えない。

理解度チェック

Q.

枝分かれした1本の繊維は何本と数える?

枝分かれしていても、もとが1本なら全体で1本と数えます。

Q.

数本の繊維が交差しているときの数え方は?

区別できる繊維をそれぞれ1本ずつ数えます。交差した全体を1本とまとめてはいけません。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 大気関係技術特論 問題・正解」(公式PDF