令和4年度 大気概論 問1は、大気の汚染に係る環境基準に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。
この問題は、大気の汚染に係る環境基準について、位置づけ・測定・適用除外・二酸化硫黄の基準値・浮遊粒子状物質(SPM)の達成のしかたが正しいかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、SPMに「原則5年以内」という達成期間の定めがあるかです。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(4)(誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 環境基準は、人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準とする点は正しい。 |
| (2) | ○(正しい) | 大気汚染の状況を的確に把握できる場所で、物質ごとに定められた測定方法により測定する点は正しい。 |
| (3) | ○(正しい) | 二酸化硫黄は1日平均値0.04ppm以下、かつ1時間値0.1ppm以下で、正しい記述です。 |
| (4) | ×(誤り) | SPMは「維持され又は早期に達成」されるよう努めます。「原則として5年以内」は二酸化硫黄の達成期間で、SPMには当てはまらず誤りです。 |
| (5) | ○(正しい) | 工業専用地域・車道など一般公衆が通常生活していない地域・場所には適用しない点は正しい。 |
浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準は、「維持され、又は早期に達成されるよう努める」ものです。「原則として5年以内」という達成期間は二酸化硫黄(SO2)に係るもので、SPMには当てはまりません。選択肢(4)はこの取り違えが誤りです。
浮遊粒子状物質(SPM)の達成期間に「5年以内」という定めはある?
ありません。SPMは「維持され又は早期に達成」されるよう努めます。「原則として5年以内」は二酸化硫黄に係る達成期間です。
二酸化硫黄(SO2)の環境基準(1日平均値・1時間値)は?
1日平均値0.04ppm以下、かつ1時間値0.1ppm以下です。
この問題に関連する用語解説
出典
※ この記事の確認日:2026年6月