1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 水質関係技術特論
  4. 令和2年
  5. > 問17 浮遊物質の測定

令和2年度 公害防止管理者 水質関係技術特論 問17を解説|浮遊物質の測定

令和2年度 水質関係技術特論 問17は、浮遊物質(SS)の測定手順の説明文にある空欄ア〜ウへ、正しい数値の組合せを入れる問題です。

この問題のポイント

浮遊物質は、大きなごみを除いた試料を細かい目のろ紙でこし取り、ろ紙上に残った物質を乾かして重さから求めます。数値の分かれ目は三つで、はじめに通すふるいの網目(ア)、こし取るガラス繊維ろ紙の孔径(イ)、そして乾燥の時間(ウ)です。網目は2 mm、孔径は1 µm、乾燥は105〜110 ℃で2時間、という値をそのまま覚えているかが問われます。単位の大きさ(mmとµm)を取り違えないことも大切です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)

空欄に入る正しい数値

空欄数値読み解き
2 mm網目2 mmのふるいを通して、大きな夾雑物を先に除く。
1 µm孔径1 µmのガラス繊維ろ紙でろ過し、ろ紙上に物質を捕捉する。
2 時間水洗後、105〜110 ℃で2時間加熱乾燥し、放冷してから質量を測る。

ここが分かれ目

取り違えやすいのはふるいの網目とろ紙の孔径で、桁も単位も違います。先に大きなごみを取り除くふるいは2 mm、細かい粒をこし取るろ紙は1 µmと、mmとµmを混同しないことが要点です。もう一つは乾燥時間で、105〜110 ℃という温度で2時間加熱してから放冷し、質量を求めます。ア=2、イ=1、ウ=2の並びになるのが選択肢(4)で、どれか一つでも数値が入れ替わると別の選択肢になってしまいます。

覚え方

  • SSの手順=網目2 mm→孔径1 µmで捕捉→2時間乾燥。mmとµmを取り違えない。
  • 乾燥は105〜110 ℃。放冷してから質量を測る。

理解度チェック

Q.

SS測定でろ過に使うガラス繊維ろ紙の孔径は?

1 µmです。先に網目2 mmのふるいで大きなごみを除き、その後1 µmのろ紙で細かい粒を捕捉します。

Q.

捕捉した物質はどんな条件で乾かす?

105〜110 ℃で2時間加熱乾燥し、デシケーター中で放冷してから質量を測ります。

この問題に関連する用語解説

令和2年 水質関係技術特論 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 水質関係技術特論 問題・正解」(公式PDF