令和2年度 水質概論 問9は、金属の毒性に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。
この問題は、金属の毒性について、化学種・暴露経路・複合汚染・メタロチオネインの記述が正しいかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、暴露パターンと毒性の関係です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)(誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 同じ金属でも化学種によって毒性が異なることが多いです。正しい記述です。 |
| (2) | ○(正しい) | 暴露経路によって毒性の発現が異なることが多いです。正しい記述です。 |
| (3) | ×(誤り) | 総暴露量が同じでも、一時多量と少量長期では毒性の程度は異なります。「同じである」は誤りです。 |
| (4) | ○(正しい) | 複数の金属による複合汚染では、それぞれの毒性が弱められることもあります(拮抗作用)。正しい記述です。 |
| (5) | ○(正しい) | メタロチオネインが生合成されると、重金属に対し解毒作用を及ぼします。正しい記述です。 |
総暴露量が同じでも、一時に多量暴露した場合と少量ずつ長期間暴露した場合とでは、毒性の程度は異なります。選択肢(3)は「総暴露量が同じであれば毒性の程度は同じ」としている点が誤りです。化学種や暴露経路でも毒性は変わり、複合汚染での拮抗作用、メタロチオネインによる解毒も合わせて押さえます。
総暴露量が同じなら、一時多量でも少量長期でも毒性の程度は同じ?
いいえ。暴露パターンにより毒性の程度は異なります。
メタロチオネインは金属の毒性に対してどんな働きをする?
生合成されると、重金属に対し解毒作用を及ぼします。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月