令和7年度 公害防止管理者 騒音・振動特論 問12を解説|ディジタル騒音計の構成
令和7年度 騒音・振動特論 問12は、ディジタル表示の騒音計の構成を示した図に関する穴埋め問題です。ブロック図のア~ウに入る演算部の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
騒音計はマイクロホンで拾った音を、順に処理して騒音レベル(dB)として表示します。処理の順序は、まず耳の感度に合わせる周波数重み付け(A特性など)、次に音の変動を平均化する時間重み付け(fast・slowなど)、最後にレベルをdB表示にするための常用対数演算です。この「周波数 → 時間 → 対数」の順に並ぶ組合せが選択肢(1)です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(1)
各空欄に入る正しい語句
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 周波数重み付け演算部 | まず耳の感度に合わせてA特性などの周波数重み付けをします。 |
| イ | 時間重み付け演算部 | 次にfast・slowなどの時間重み付けで変動を平均化します。 |
| ウ | 常用対数演算部 | 最後に常用対数をとってレベル(dB)に変換し、表示します。 |
ここが分かれ目
核心は処理の順序です。常用対数演算はdB表示にするための最後の段で、これを途中に置くと信号の流れが成り立ちません。まず周波数の重み付けで音のスペクトルを人の聴感に合わせ、次に時間の重み付けで変動をならし、最後に対数をとってレベルにする——この「周波数 → 時間 → 対数」の並びが基本です。ウを常用対数演算部にしている組合せを選べば迷いません。
覚え方
- 騒音計の流れ=周波数重み付け → 時間重み付け → 常用対数。
- 周波数重み付け=A特性(聴感補正)、時間重み付け=fast/slow。
- 常用対数演算は最後(dB表示への変換)。
理解度チェック
Q.
ディジタル騒音計で、常用対数演算部が置かれるのはどの段階か?
最後です。周波数重み付け・時間重み付けの後に常用対数をとって、騒音レベル(dB)として表示します。
Q.
A特性による処理は、周波数重み付けと時間重み付けのどちらか?
周波数重み付けです。人の耳の感度に合わせて周波数ごとに補正します。fast・slowは時間重み付けです。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月