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令和7年度 公害防止管理者 騒音・振動特論 問6を解説|騒音の長距離伝搬

令和7年度 騒音・振動特論 問6は、騒音の長距離伝搬に関する穴埋め問題です。文中のア~ウに入る語句の正しい組合せのうち、最も適切なものを選びます。

この問題のポイント

音が遠くまで伝わるとき、距離が離れることによる幾何学的拡散の減衰に加えて、それ以上に余分に減る分があります。これを超過減衰と呼びます。超過減衰の代表が空気の吸収による減衰で、高い周波数ほど大きくなります。数値の目安として、1000 Hzの音が気温20 ℃・相対湿度50 %のとき、空気吸収は約5 dB/kmです。これらに合う組合せが選択肢(1)です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(1)

各空欄に入る正しい語句

空欄入る語句読み解き
超過幾何拡散の計算値を超えて余分に減る分を「超過減衰」といいます。「超常」は誤りです。
高い空気吸収は周波数が高いほど大きく、高音ほど遠くまで届きにくくなります。
51000 Hz・気温20 ℃・相対湿度50 %で、空気吸収は約5 dB/kmが目安です。

ここが分かれ目

ひっかけは3か所です。まず用語は超過減衰であり、「超常」という語はありません。次に空気吸収は高い周波数ほど大きいので、遠くまで残るのは低音です。最後に数値は約5 dB/kmで、桁を1つ落とした「0.5」ではありません。空気吸収は気温と湿度で変わりますが、代表値として1000 Hzで約5 dB/kmという目安を押さえておきます。

覚え方

  • 幾何拡散を超えて余分に減る=超過減衰(超常ではない)。
  • 空気吸収は高周波ほど大きい=遠くに残るのは低音。
  • 1000 Hzの空気吸収は約5 dB/km(0.5ではない)。

理解度チェック

Q.

幾何学的拡散を超えて余分に減る現象を何というか?

超過減衰です。空気の吸収や地表面・気象の影響などが含まれます。

Q.

空気吸収による減衰は、高い音と低い音のどちらが大きい?

高い音(高周波)ほど大きく減衰します。そのため遠方まで届きやすいのは低い音です。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動特論 問題・正解」(公式PDF