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令和4年度 公害防止管理者 騒音・振動特論 問30を解説|うなりと振幅比

令和4年度 騒音・振動特論 問30は、振動数の近い2つの機械の正弦波振動によるうなりで、うなりの最大値と最小値のレベル差が約6 dB のとき、2つの振幅比を求める問題です。

この問題のポイント

うなりでは、2波の振幅を A1、A2(A1>A2)とすると、合成振幅は最大 A1+A2、最小 A1−A2 になります。最大と最小のレベル差は 20 log〔(A1+A2)/(A1−A2)〕です。これが6 dB=約2倍。分かれ目は、6 dBを振幅で2倍と換算し、(A1+A2)/(A1−A2)=2 を解く点です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)

計算の手順

  • レベル差6 dB → (A1+A2)/(A1−A2)=106/20=100.3≒2。
  • 式を解く:A1+A2=2(A1−A2) → A1+A2=2A1−2A2 → 3A2=A1
  • したがって A1:A23:1

振幅比は3:1で、選択肢(3)が正解です。

ここが分かれ目

6 dBは振幅で約2倍(速度・変位などの振幅は20 log で扱う)です。エネルギー基準の10 log と取り違えて「約1.4倍」としないよう注意します。うなりの最大は A1+A2、最小は A1−A2 で、その比が2になる条件を解くと、振幅比は3:1に決まります。

覚え方

  • うなり最大=A1+A2、最小=A1−A2
  • レベル差=20 log〔(A1+A2)/(A1−A2)〕
  • 6 dB=振幅比2倍 → 解くと3:1。

理解度チェック

Q.

うなりの最大値と最小値は、2波の振幅でどう表せるか?

最大はA1+A2、最小はA1−A2です。2波が強め合う・打ち消し合う瞬間に対応します。

Q.

レベル差6 dB は振幅で何倍にあたるか?

2倍です。振幅は20 log で扱うので、106/20≒2 になります。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動特論 問題・正解」(公式PDF