令和3年度 公害防止管理者 騒音・振動特論 問24を解説|圧電形振動ピックアップ
令和3年度 騒音・振動特論 問24は、圧電形振動ピックアップに用いられている構造を問う問題です。5つの構造名のうち、圧電形ピックアップに使われているものを選びます。
この問題のポイント
圧電形(ピエゾ形)の振動ピックアップは、圧電素子に振動の加速度による力を加え、発生する電荷を取り出して振動を測ります。その代表的な構造が圧縮形です。分かれ目は、ほかの選択肢(ホール効果形・動電形・可変容量形・サーボ形)が、それぞれ磁気式・コイルと磁石・静電容量式・帰還制御式といった別方式のピックアップやセンサだと見分けることです。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(1)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 圧縮形は、圧電形振動ピックアップの代表的な構造です。 |
| (2) | ×(誤り) | ホール効果形は磁気を利用する別方式で、圧電形ではありません。 |
| (3) | ×(誤り) | 動電形はコイルと磁石による別方式です。 |
| (4) | ×(誤り) | 可変容量形は静電容量の変化を利用する別方式です。 |
| (5) | ×(誤り) | サーボ形は帰還制御を用いる別方式です。 |
選択肢(1)のポイント
圧電形振動ピックアップは、加速度によって生じる力を圧電素子で受け、その圧縮方向の変形で電荷を発生させて振動を検出します。この力の加え方をとる代表構造が圧縮形です。ほかの選択肢は磁気式・電磁式・静電容量式・帰還制御式など、電荷を用いない別方式のため、圧電形の構造とは異なります。
覚え方
- 圧電形(ピエゾ形)振動ピックアップの代表構造=圧縮形。
- 圧電形は力→電荷を取り出す方式。
- ホール効果形・動電形・可変容量形・サーボ形は別方式と区別。
理解度チェック
Q.
圧電形振動ピックアップの代表的な構造は?
圧縮形です。圧電素子に力を加え、生じる電荷から振動を検出します。
Q.
動電形やホール効果形は圧電形と同じ方式か?
いいえ。動電形はコイルと磁石、ホール効果形は磁気を用いる別方式で、圧電形とは異なります。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月