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令和3年度 公害防止管理者 騒音・振動特論 問14を解説|残響時間の式

令和3年度 騒音・振動特論 問14は、レベルレコーダで得た残響音のレベル記録から残響時間Tを求める式を選ぶ問題です。記録の傾き(t 秒でL dB下がる)を使って、残響時間を正しく表す式を選びます。

この問題のポイント

残響時間の定義は、音源を止めてから音圧レベルが60 dB減衰するのに要する時間です。記録から読めるのは「t 秒あたりL dB下がる」という傾きなので、これを60 dBぶんに引き伸ばせば残響時間が出ます。1 dB下がるのにかかる時間は t/L 秒、それを60倍してT = 60・t/L。これに一致するのが選択肢(5)です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(5)

導き方の手順

手順内容
残響時間の定義残響時間T = 音圧レベルが60 dB下がるのに要する時間。
傾きを読む記録から、t 秒でL dB下がる(減衰の傾き = L/t(dB/s))と読み取れます。
1 dBあたりの時間1 dB下がるのにかかる時間 = t/L 秒。
60 dBに換算T = 60×(t/L) = 60・t/L。選択肢(5)。

ここが分かれ目

迷いやすいのは60という数字の入れ方と、t とL のどちらを分母にするかです。残響時間は「60 dB下がる時間」なので、傾き(1 dBあたりt/L 秒)に60を掛けます。分数の向きは、Tが「時間(秒)」になるかで確かめられます。t は秒、L はデシベルなので、t/L に60を掛けた60t/L は秒の単位になり、正解の形です。逆にL/t(傾きそのもの)やt/60のような形は残響時間になりません。「60 dB減衰時間」という定義に立ち返るのがいちばん確実です。

覚え方

  • 残響時間=60 dB減衰に要する時間。定義がそのまま式のカギ。
  • 傾きが「t 秒でL dB」なら、T=60・t/L(60をかけてtを上に)。
  • 単位で検算。t(秒)/L(dB)×60 が秒になる形が正しい。

理解度チェック

Q.

残響時間の定義は?

音源を止めた後、音圧レベルが60 dB減衰するのに要する時間です。この「60 dB」が式に60として現れます。

Q.

記録から「t 秒でL dB下がる」と読めたとき、残響時間Tはどう表すか?

T = 60・t/Lです。1 dB下がるのにt/L 秒かかるので、60 dBぶんは60倍になります。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動特論 問題・正解」(公式PDF