令和7年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問11を解説|音色
令和7年度 騒音・振動概論 問11は、音色に関する穴埋め問題です。ア~ウに入る語句の最も適切な組合せを選びます。
この問題のポイント
音色は、音の大きさや高さと並ぶ聴覚の基本属性で、音の波形とその移り変わりに対応する感覚です。ここで問われるのは、その移り変わりが「空間」なのか「時間」なのか、感覚が「量的」か「質的」か、そして各音源に「共通」か「特有」かの3点です。音色は音の時間波形やその時間的変化に結びつく質的な感覚であり、それぞれの音源に特有の属性です。正しい組合せは選択肢(3)です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)
空欄に入る正しい語句
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 時間 | 音色は時間波形とその時間的変化に対応する感覚です。 |
| イ | 質的 | 大きさのような量ではなく、音の質を表す質的・総合的な属性です。 |
| ウ | 特有 | それぞれの音源に特有の感覚的属性です。 |
ここが分かれ目
迷いやすいのはイの「量的」か「質的」かです。音の大きさ(ラウドネス)は大小を数で比べられる量的な属性ですが、音色は質を区別する質的な属性で、雑音・純音・楽音・音声の聞き分けもこの音色によります。アは、周波数スペクトルの移り変わりを表す語として「空間」ではなく時間が入り、ウは音源ごとの違いを表す語として「共通」ではなく特有が入ります。これらを満たすのは選択肢(3)だけです。
覚え方
- 音色=時間波形とその時間的変化に対応する質的感覚。
- 大きさは量的、音色は質的(音源に特有)。
- 雑音・純音・楽音・音声の聞き分けは音色による識別。
理解度チェック
Q.
音色は量的な属性、それとも質的な属性?
質的な属性です。音の大きさは量的ですが、音色は音の質を区別する属性です。
Q.
音色は音源に共通の属性、それとも特有の属性?
特有の属性です。それぞれの音源に固有の音色があり、聞き分けの手がかりになります。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月