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令和6年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問21を解説|振動の感覚

令和6年度 騒音・振動概論 問21は、振動レベルと人の振動感覚に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。

この問題のポイント

振動の方向・姿勢・継続時間が感覚に影響することや、共振周波数が部位で異なることは正しい内容です。分かれ目は人が振動を感じ始める大きさ(知覚閾)で、鉛直振動の知覚閾はおおむね振動レベル55 dB前後とされます。選択肢(3)は「振動レベル55 dBの振動を感じることはない」としていますが、55 dBは知覚閾のあたりであり、感じ取れる大きさです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)振動の方向は、知覚閾に影響を及ぼします。正しい記述です。
(2)○(正しい)人の姿勢も、知覚閾に影響を及ぼします。正しい記述です。
(3)×(誤り)振動レベル55 dBは知覚閾付近で感じ取れるため、「感じることはない」とする点が誤りです。
(4)○(正しい)人の振動感覚は、振動の継続時間と関係しています。正しい記述です。
(5)○(正しい)人体の共振周波数は、身体の各部位によって異なります。正しい記述です。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

人が振動を感じ始める大きさを知覚閾といい、鉛直方向ではおおむね振動レベル55 dB前後がその境目とされます。したがって55 dBは「まったく感じない」大きさではなく、むしろ感じ始めるかどうかの境目にあたります。振動規制法の要請限度などが60〜65 dBの範囲で定められていることからも、55 dBが人の感じる領域に入ることが分かります。選択肢(3)は、この知覚閾のあたりの値を「感じることはない」と言い切っている点が誤りです。

覚え方

  • 鉛直振動の知覚閾は約55 dB。55 dBは「感じ始める」大きさ。
  • 振動の感覚は、方向・姿勢・継続時間で変わる。共振周波数は部位ごとに違う。

理解度チェック

Q.

鉛直振動の知覚閾はおよそ何dB?

振動レベルで約55 dB前後です。55 dBは感じ始めるかどうかの境目で、「感じない」大きさではありません。

Q.

人の振動の感じ方は何に左右される?

振動の方向・姿勢・継続時間などに左右されます。同じ大きさでも条件で感じ方が変わります。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF