令和5年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問8を解説|工場・事業場騒音
令和5年度 騒音・振動概論 問8は、工場・事業場騒音の特徴に関する記述の穴埋め問題です。ア~エに入る語句の最も適切な組合せを選びます。
この問題のポイント
工場・事業場では扱う製品や工程がまちまちなので、使う機械も騒音も一様ではありません。プレス機や鍛造機は打つたびに周期的・単発的に大きな音を出し、定常回転するモーターは変動の小さい連続音を出す、というように音の出方は幅広いのが特徴です。空欄は、機械類はア=種々雑多、プレス・鍛造はイ=周期的、モーターは変動がウ=小さい、特徴はエ=様々、と埋まります。「近未来的」「連続的」「大きい」「画一」といった逆向きの語に引っかからないことが要点です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(4)
各選択肢の正誤
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 種々雑多 | 生産品目により機械類は多種多様です。「近未来的」は文意に合いません。 |
| イ | 周期的 | プレス機・鍛造機は周期的または単発的に音を発生します。 |
| ウ | 小さい | 定常回転するモーターは変動が小さい連続音になります。 |
| エ | 様々 | 音の特徴は一様でなく様々です。「画一」は逆の意味です。 |
ここが分かれ目
工場騒音の記述は「多様さ」を軸に読むと整理できます。機械類は生産品目次第で種々雑多、音の特徴も画一ではなく様々です。個々の音を見ると、プレス機や鍛造機は打撃のたびに周期的・単発的に大きく鳴り、定常回転するモーターは変動が小さい連続音になります。ウを「大きい」とすると、変動の小さい連続音というモーターの説明と噛み合わず矛盾します。全体像は「多様(種々雑多・様々)」、個別の音は「周期的/変動が小さい」で押さえます。
覚え方
- 工場騒音のキーワード=種々雑多・様々(多様さ)。
- プレス・鍛造=周期的/単発的、モーター=変動が小さい連続音。
- 「画一」「近未来的」は引っかけの逆向き語。
理解度チェック
Q.
工場・事業場の機械類と騒音の特徴を一語で言うと?
種々雑多で様々(多様)です。生産品目により機械も音も一様ではありません。
Q.
定常回転するモーターの騒音の変動は大きい?小さい?
小さいです。変動の小さい連続音になります。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和5年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月