令和3年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問7を解説|苦情の発生源別構成比
令和3年度 騒音・振動概論 問7は、騒音と低周波音の苦情件数の発生源別構成比(平成30年度公害苦情調査結果報告書より作成)を表した2つの図に関する問題です。図中のア~エに共通に当てはまる発生源の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
2つの円グラフで同じ記号ア~エが使われていて、その順位が騒音と低周波音で入れ替わる点が分かれ目です。騒音の苦情では、建設作業に伴う建設業が最も大きな割合を占めます。一方、低周波音の苦情では、家庭用設備などに起因する個人の割合が目立って大きくなります。この「騒音は建設業が最多/低周波音は個人が目立つ」という向きを押さえると、記号の当てはめがそろいます。正答は選択肢(3)です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)
各記号に当てはまる発生源
| 記号 | 発生源 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 建設業 | 騒音の苦情で最も大きな割合を占める発生源です。 |
| イ | 製造業 | 工場・事業場からの騒音・低周波音で一定の割合を占めます。 |
| ウ | 飲食店・宿泊業 | 空調・厨房設備などによる苦情が含まれます。 |
| エ | 個人 | 低周波音の苦情で目立って大きくなる発生源です。 |
ここが分かれ目
ア~エは2つの図で同じ発生源を指しますが、割合の順位は騒音と低周波音で変わります。騒音側では建設業(ア)が最大で、低周波音側では個人(エ)が大きくせり上がります。建設業と個人のどちらを最大とみるかを取り違えると、アとエが入れ替わって別の選択肢を選んでしまいます。「屋外の建設作業=騒音で最多」「家庭用設備=低周波音で目立つ」という発生源のイメージを結び付けておくと安全です。
覚え方
- 騒音の苦情の最大発生源は建設業(建設作業騒音)。
- 低周波音では個人(家庭用設備など)の割合が目立つ。
- 製造業・飲食店宿泊業は中位、順位の入れ替わりに注意。
理解度チェック
Q.
騒音の苦情件数で最も大きな割合を占める発生源は?
建設業です。建設作業に伴う騒音が多いためで、図のアに当たります。
Q.
低周波音の苦情で目立って大きくなる発生源は?
個人です。家庭用設備などによる苦情で、図のエに当たります。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月