令和2年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問11を解説|音声の明瞭度
令和2年度 騒音・振動概論 問11は、音声の明瞭度に関する記述の穴埋め問題です。明瞭度試験・了解度試験と、それらに使う語表について、ア~エに入る語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
音声の聴き取りやすさを調べる試験には、音節を使う明瞭度試験と、単語や文章を使う了解度試験の2種類があります。分かれ目は、明瞭度試験と対になる試験の名前(ア=了解度)と、了解度試験で使う語表(エ=単語音)です。明瞭度試験には単音節の語表(100音節語表・三連語音節語表)を、了解度試験には単語音表や文章音表を用います。正解は選択肢(5)で、ア=了解度、イ=100、ウ=三連語、エ=単語音です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)
各選択肢の正誤
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 了解度 | 明瞭度試験と対になる試験。単語や文章の聴き取りを評価します。 |
| イ | 100 | 明瞭度試験に使う単音節100音節語表を指します。 |
| ウ | 三連語 | 同じく明瞭度試験に使う三連語音節語表を指します。 |
| エ | 単語音 | 了解度試験に使う単語音表・親密度別単語音表を指します。 |
ここが分かれ目
この問題は、明瞭度と了解度という似た用語をどちらに当てるかが要点です。明瞭度は音節(単音節)を単位に、聴こえたとおりの音を答える試験です。これに対し了解度は単語や文章を単位に、意味のあるまとまりを聴き取れるかを見る試験です。したがって、明瞭度試験と並べて挙げられているア=了解度、その了解度試験用に使うエ=単語音(表)となります。明瞭度試験用には単音節の100音節語表(イ)や三連語音節語表(ウ)が使われます。「音節なら明瞭度、単語・文章なら了解度」と対応づけて覚えておきましょう。
覚え方
- 明瞭度=音節(単音節)で評価/了解度=単語・文章で評価。
- 明瞭度試験には100音節語表・三連語音節語表を用いる。
- 了解度試験には単語音表・親密度別単語音表・文章音表を用いる。
理解度チェック
Q.
音節を単位に評価するのは、明瞭度と了解度のどちらか?
明瞭度です。了解度は単語や文章を単位に評価します。
Q.
了解度試験に使われる語表はどれか?
単語音表(親密度別単語音表)や文章音表です。単音節の語表は明瞭度試験に使います。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月