令和元年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問7を解説|苦情件数の推移
令和元年度 騒音・振動概論 問7は、典型七公害の種類別苦情件数の推移のグラフを読み、騒音と振動の苦情件数を表す曲線の組合せとして正しいものを選ぶ問題です。
この問題のポイント
グラフのどの曲線が何の公害かは、苦情件数の大小関係から判断します。典型七公害の中で騒音は苦情件数が多い方に位置し、大気汚染などと並んで上位の曲線を描きます。これに対して振動は苦情件数が少なく、グラフの下方を推移する曲線です。この「騒音は多い・振動は少ない」という大小の差を手がかりに、曲線ア〜オのうち上位側を騒音、下位側を振動と読み分けます。公式の正解は、騒音がイ・振動がオの組合せです。
※ 問題文そのもの(グラフを含む)は、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(4)(騒音イ・振動オ)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 騒音/振動 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ア/ウ | 騒音と振動の大小関係の組合せが正解と合いません。 |
| (2) | ア/エ | 騒音に割り当てた曲線が正解と異なります。 |
| (3) | イ/エ | 騒音はイで合いますが、振動の曲線が正解と異なります。 |
| (4) | イ/オ | 苦情件数が多い騒音をイ、少ない振動をオとする組合せで、正しい記述です。 |
| (5) | ウ/オ | 振動はオで合いますが、騒音の曲線が正解と異なります。 |
ここが分かれ目
読み分けの軸は苦情件数の大小です。騒音は工場・建設作業・生活騒音など発生源が多く、苦情件数が多い上位の曲線になります。振動は騒音に比べて苦情件数が少なく、グラフでは下方を推移します。したがって、上位側の曲線イを騒音、下位側の曲線オを振動と組み合わせた選択肢(4)が正しくなります。曲線の名前を丸暗記するのではなく、「騒音は多い・振動は少ない」という順位関係で当てはめるのが解き方です。
覚え方
- 苦情件数は騒音が多く・振動は少ない(グラフでは騒音が上・振動が下)。
- グラフ問題は曲線名の暗記より、大小・順位で当てはめる。
- 騒音・振動は感覚公害で、発生源の多さが苦情件数の差につながる。
理解度チェック
Q.
苦情件数を比べると、騒音と振動ではどちらが多い?
騒音の方が多く、グラフでは上位の曲線になります。振動は少なく下方を推移します。
Q.
曲線の組合せ問題を解くとき、まず手がかりにするのは何?
各公害の苦情件数の大小・順位です。数の多さで上位・下位の曲線に当てはめます。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月