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令和6年度 公害防止管理者 ダイオキシン類概論 問6を解説|出来事の年代順

令和6年度 ダイオキシン類概論 問6は、ダイオキシン類問題に関わる出来事を起きた順に並べる問題です。a~dの4つを古い順に左から並べたとき、正しいものを選びます。

この問題のポイント

4つの出来事は、いずれもダイオキシン類が社会問題として認識されていく過程の節目です。順序を決める軸は、日本の食中毒事件(米ぬか油による油症)が最も古く1960年代、イタリアの農薬工場の爆発事故が1970年代、日本で都市ごみ焼却炉から初めて検出されたのが1980年代前半、スウェーデンの焼却炉建設の一時凍結が1980年代半ば、という流れです。引っかけは、事故(セベソ)と食中毒(油症)のどちらが先か、焼却炉からの検出と焼却炉建設凍結のどちらが先か、という2組の前後関係です。正しい並びはb→a→d→cです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(正しい並び)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)×(誤り)a→b→c→d。事故(a)を油症(b)より先にしている点が誤りです。
(2)×(誤り)a→d→c→b。先頭を事故(a)にしている点が誤りです。最も古いのは油症(b)です。
(3)○(正しい)b→a→d→c。油症→セベソ事故→日本で焼却炉から検出→スウェーデンの凍結の順で正しい記述です。
(4)×(誤り)b→d→a→c。焼却炉からの検出(d)を事故(a)より先にしている点が誤りです。
(5)×(誤り)d→c→b→a。並びが全体に逆で、最も古い油症(b)を後方に置いている点が誤りです。

ここが分かれ目

迷いやすいのは2か所です。1つ目は油症(b)と事故(a)の前後で、西日本を中心とした米ぬか油による食中毒は1960年代後半で、イタリアの農薬工場の爆発事故(1970年代半ば)よりも古い出来事です。事故のほうを先にすると誤りになります。2つ目は日本での検出(d)とスウェーデンの凍結(c)の前後で、日本で都市ごみ焼却炉から初めて検出された(1980年代前半)のち、スウェーデンで焼却炉建設の一時凍結(1980年代半ば)が実施されました。凍結のほうを検出より先にすると誤りです。この2組を正しく並べると b→a→d→c になります。

覚え方

  • 順序は油症(b)→セベソ事故(a)→日本で焼却炉から検出(d)→スウェーデン凍結(c)
  • 最古は日本の油症事件。焼却炉問題(検出→建設凍結)は後半の1980年代。
  • 迷いどころは「油症と事故」「検出と凍結」の2組の前後。

理解度チェック

Q.

4つの出来事のうち最も古いのは?

米ぬか油による食中毒(油症事件、b)です。1960年代後半で、イタリアのセベソ事故より前の出来事です。

Q.

日本での焼却炉からの検出とスウェーデンの建設凍結、先はどちら?

日本での検出(d)が先です。1980年代前半に検出があり、その後にスウェーデンで焼却炉建設の一時凍結(c)が実施されました。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類概論 問題・正解」(公式PDF