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令和5年度 公害防止管理者 ダイオキシン類概論 問15を解説|排出インベントリーの推移

令和5年度 ダイオキシン類概論 問15は、ダイオキシン類の排出インベントリー(排出量の推移)に関する穴埋め問題です。ア~ウに入る数値の正しい組合せを選びます。

この問題のポイント

この問題は、対策が進むにつれてダイオキシン類の排出量が大きく減ってきた流れをつかんでいるかを問います。1997(平成9)年の推定排出量は7680~8135g-TEQ/年と非常に多かったのですが、対策の効果で翌年には約50%の水準まで一気に下がりました。その後も減少が続き、6年後の2003(平成15)年には約95%もの削減が達成されています。そして2020(令和2)年の排出総量(削減目標設定対象からのもの)は約96g-TEQ/年まで下がっています。減少の勢いが「翌年で半減、数年で9割超の削減」と大きい点を押さえておけば、ア・イ・ウの数値の組合せを選べます。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(1)

各選択肢の正誤

空欄入る数値読み解き
501997年の翌年には約50%の水準まで、およそ半分に低減しました。
956年後の2003年には約95%もの削減が達成されました。
962020年の排出総量は約96g-TEQ/年まで下がっています。

ここが分かれ目

この問題を外すとすれば、削減の勢いを控えめに見積もってしまうときです。1997年の推定排出量は8000g-TEQ/年前後という大きな値でしたが、対策の効果で翌年に約半分(約50%)、そして数年のうちに約95%もの削減という、急激な減少が起きています。2020年の総量が約96g-TEQ/年という2桁の値まで下がっていることからも、出発点の8000g-TEQ/年前後に対して桁違いに減ったことが読み取れます。「翌年で半減、6年で9割超減、最終的に100前後まで」という減少の大きさを軸に、選択肢の三つの数値がこの流れと矛盾しないかで判断します。

覚え方

  • 1997年の推定排出量は約8000g-TEQ/年と多かった。
  • 翌年に約50%へ、2003年には約95%削減。
  • 2020年の排出総量は約96g-TEQ/年まで低減。減少の勢いが大きい。

理解度チェック

Q.

1997年の推定排出量は、翌年にどの程度まで減った?

50%の水準まで、およそ半分に低減しました。1997年の推定排出量は8000g-TEQ/年前後です。

Q.

2003年ごろの削減率と、2020年の排出総量の目安は?

2003年には約95%の削減、2020年の排出総量は約96g-TEQ/年まで下がっています。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和5年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類概論 問題・正解」(公式PDF