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令和4年度 公害防止管理者 ダイオキシン類概論 問11を解説|コプラナーPCBs

令和4年度 ダイオキシン類概論 問11は、コプラナーPCBsの性質に関する記述問題です。分子量・融点・蒸気圧・TEFなどの記述のうち誤っているものを選びます。

この問題のポイント

コプラナーPCBsは、PCBsのうち二つのベンゼン環が共平面構造をとり、ダイオキシン類として扱われるものです。押さえる要点は、TEFが与えられているのがノンオルト体4種類とモノオルト体8種類の計12種であること、そして最も毒性が強いのが3,3',4,4',5‒PeCBであることです。引っかけの核心は、これらの定性的な特徴に紛れた蒸気圧の数値で、選択肢(3)が示す数値が正しい値と食い違っています。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)四塩素化物の分子量に関する記述で、正しい記述です。
(2)○(正しい)塩素数に応じた融点のおおよその範囲を示しており、正しい記述です。
(3)×(誤り)示された蒸気圧の数値が正しい値と食い違っており、ここが誤りです。
(4)○(正しい)ノンオルト体4種類とモノオルト体8種類にTEFが与えられ、正しい記述です。
(5)○(正しい)最も強い毒性を持つのは3,3',4,4',5‒PeCBで、正しい記述です。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

コプラナーPCBsの蒸気圧は、塩素の数が増えるほど小さくなる傾向があります。選択肢(3)は塩素数ごとの蒸気圧を数値で示していますが、その値が資料に示された正しい範囲とかみ合っておらず、ここが誤りです。蒸気圧の細かい数値まで暗記する必要はなく、この問題では、TEFが与えられる12種類(ノンオルト体4+モノオルト体8)や、最強毒性の3,3',4,4',5‒PeCBといった定性的な要点を確実に押さえ、数値が絡む記述を消去法で見極めるのが実戦的です。

覚え方

  • TEFが与えられるのはノンオルト体4+モノオルト体8=12種
  • 最強毒性のコプラナーPCBは3,3',4,4',5‒PeCB。
  • 蒸気圧は塩素が増えるほど小さくなる。細かい数値は消去法で対応。

理解度チェック

Q.

コプラナーPCBsのうちTEFが与えられているのは何種類か?

12種類です。ノンオルト体4種類とモノオルト体8種類が対象です。

Q.

コプラナーPCBsで最も強い毒性を持つ異性体は?

3,3',4,4',5‒PeCBです。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類概論 問題・正解」(公式PDF