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令和6年度 公害防止管理者 ダイオキシン類特論 問2を解説|固体燃料の燃焼装置

令和6年度 ダイオキシン類特論 問2は、固体燃料の燃焼装置に関する穴埋め問題です。ア~ウに入る語句の正しい組合せを選びます。

この問題のポイント

固体燃料をどう炉に供給し、どう空気と触れさせるかで燃焼装置が分かれます。火格子や穴あき板の上に燃料を載せ下から空気を送るのがストーカー燃焼、高温の砂を空気で吹き上げて沸騰のような状態にし燃料を投入するのが流動層燃焼、そして回転する円筒炉でセメント焼成や乾燥・反応に使われるのがロータリーキルンです。分かれ目は選択肢に混じる噴霧燃焼で、これは重油などの液体燃料を霧化して燃やす方式ですから、固体燃料の装置を並べるこの問題では答えに入りません。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(5)

各選択肢の正誤

空欄入る語句読み解き
ストーカー燃焼格子や穴あき板の上に固体燃料を供給し、下から空気を送って燃やす方式です。
流動層燃焼高温の砂層に下から空気を吹き込み沸騰に似た状態とし、そこへ燃料を供給して燃やします。
ロータリーキルン回転する円筒炉で、セメント焼成炉のほか乾燥炉・反応炉として多く使われます。

ア=ストーカー燃焼、イ=流動層燃焼、ウ=ロータリーキルン となる組合せは選択肢(5)です。

ここが分かれ目

誤答肢に共通して混ざるのが噴霧燃焼です。噴霧燃焼は重油などの液体燃料をノズルで霧状にして燃やす方式であり、固体燃料を格子や砂層で燃やすこの問題の文脈には当てはまりません。イとウの入れ替えも狙われますが、「砂層に空気を吹き込んで沸騰状態」という説明は流動層燃焼、「セメント焼成炉として多用」という説明は回転炉であるロータリーキルンだと押さえれば取り違えません。

覚え方

  • ストーカー=火格子の上で下から通風/流動層=砂を空気で沸騰状態/ロータリーキルン=回転円筒炉。
  • 「砂層+下から空気」なら流動層、「セメント焼成炉」ならロータリーキルン。
  • 噴霧燃焼は液体燃料の方式。固体燃料の装置には入らない。

理解度チェック

Q.

高温の砂層に下から空気を吹き込み、沸騰に似た状態で燃やす方式は?

流動層燃焼です。砂の激しい撹拌で燃料と空気がよく混ざります。

Q.

噴霧燃焼は固体燃料の燃焼装置に当てはまる?

当てはまりません。液体燃料を霧化して燃やす方式です。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 ダイオキシン類特論 問題・正解」(公式PDF