令和7年度 公害防止管理者 大気・水質概論 問7を解説|植物のオゾン感受性
令和7年度 大気・水質概論 問7は、オゾンに対する植物の感受性に関する問題です。5つの植物のうち、オゾンに対する感受性が最も低いものを選びます。
この問題のポイント
この問題は、大気汚染の指標植物として知られる植物が、どの汚染物質に敏感なのかを区別できるかを問うものです。分かれ目は、グラジオラスがオゾンではなくフッ化水素の指標植物であるという点にあります。他の植物はいずれもオゾンに敏感な種で、感受性が低い=オゾンに強い植物を選ぶことになります。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(1)
各選択肢のオゾン感受性
| 選択肢 | オゾン感受性 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | 最も低い(正解) | グラジオラスはフッ化水素に敏感な指標植物で、オゾンへの感受性は低い植物です。 |
| (2) | 高い | サトイモはオゾンに敏感な植物とされ、感受性が最も低いとはいえません。 |
| (3) | 高い | ホウレンソウはオゾンによる葉の被害を受けやすい植物です。 |
| (4) | 高い | アサガオはオキシダント(オゾン)に敏感で、指標植物として用いられます。 |
| (5) | 高い | トウモロコシもオゾンに感受性を示す植物で、最も低いとはいえません。 |
選択肢(1)のポイント(ここが正解)
グラジオラスは、フッ化水素(フッ素)に対する感受性が高い代表的な指標植物で、フッ素汚染の被害を早く受ける一方、オゾンに対しては敏感ではありません。他の4つはオゾンに感受性を示す植物なので、「オゾンに最も強い=感受性が最も低い」ものを選ぶとグラジオラスになります。指標植物は汚染物質ごとに敏感な種が異なる点がポイントで、「グラジオラス=フッ素」「アサガオ・ホウレンソウなど=オゾン」というように、物質と植物をペアで整理しておくと迷いません。
覚え方
- グラジオラス=フッ化水素の指標植物(オゾンには強い)。
- オゾンに敏感=アサガオ・ホウレンソウ・サトイモ・タバコなど。
- 指標植物は汚染物質ごとに敏感な種が違うとセットで記憶。
理解度チェック
Q.
グラジオラスは、どの汚染物質の指標植物として知られていますか。
フッ化水素(フッ素)です。オゾンに対する感受性は低い植物です。
Q.
この問題で「オゾンへの感受性が最も低い」として選ばれる植物は?
グラジオラスです。他の植物はいずれもオゾンに感受性を示します。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 大気・水質概論 問題」(公式PDF)
- 公害防止管理者等資格認定講習用テキスト(大気・水質概論分野)
※ この記事の確認日:2026年7月