令和7年度 公害防止管理者 大気・水質概論 問3を解説|生活排水対策の国民の責務
令和7年度 大気・水質概論 問3は、水質汚濁防止法第14条の6に規定する生活排水対策の推進に係る国民の責務に関する穴埋め問題です。条文中のア~ウに入る語句の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
この問題は、公共用水域の水質保全のために国民一人ひとりが心がけるべき事項を条文どおりに押さえているかを問うものです。分かれ目は、条文が例示する台所由来の汚れの具体名にあります。し尿や廃乾電池・廃プラスチックといったもっともらしい語が選択肢に混ぜられていますが、条文が挙げているのは家庭排水を意識した項目です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)
空欄に入る正しい語句
| 空欄 | 入る語句 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | 調理くず | 台所から出る食品くずを適正に処理することが、生活排水対策の第一歩です。 |
| イ | 廃食用油 | 使い終わった食用油を流さず処理することが求められます。 |
| ウ | 洗剤 | 洗剤の適正な使用も、公共用水域の水質保全のために心がける事項に含まれます。 |
アに「調理くず」、イに「廃食用油」、ウに「洗剤」が入る選択肢(3)が正解です。
ここが分かれ目
条文が国民に求めているのは、家庭から出る生活排水の汚れを抑える行動です。そのため、例示されるのは調理くず・廃食用油の処理や洗剤の適正使用といった台所まわりの項目になります。選択肢に登場する「し尿」「廃乾電池」「廃プラスチック」「資源」は、いかにも環境に関係しそうな語ですが、この条文が挙げている生活排水対策の具体例とは合いません。もっともらしい語に引かれず、「生活排水=台所の水」というイメージで語句を選ぶのがコツです。
覚え方
- 生活排水対策の責務=調理くず・廃食用油・洗剤の3点セット。
- キーワードは「台所」。し尿・廃乾電池は別の話とイメージで切り分ける。
- 努力規定=国・地方公共団体の対策に協力する姿勢。
理解度チェック
Q.
生活排水対策の国民の責務として条文が例示している3つの項目は?
調理くず・廃食用油の処理と、洗剤の適正な使用です。
Q.
この責務は何のために定められていますか。
公共用水域の水質の保全を図るためです。国民が自ら心がけ、国や地方公共団体の対策に協力することが求められます。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 大気・水質概論 問題」(公式PDF)
- 水質汚濁防止法 第14条の6(生活排水対策の推進に係る国民の責務)
※ この記事の確認日:2026年7月