令和4年度 公害防止管理者 大気・水質概論 問4を解説|一般粉じん発生施設の要件
令和4年度 大気・水質概論 問4は、「公害防止組織整備法に規定する一般粉じん発生施設」に関する問題です。一般粉じん発生施設に該当しないものを選びます。
この問題のポイント
この問題は、コークス炉・破砕機・ベルトコンベア・堆積場・ふるいといった施設が、それぞれ政令で定める規模の裾切り要件を満たすかを問うものです。引っかけの核心は、破砕機の定格出力の数値で、正しい要件は75キロワット以上です。選択肢の一つはこの数値をわずかに小さく書き換えており、要件を満たしません。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(2)(該当しない記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(該当する) | コークス炉は原料処理能力の裾切りを満たせば該当します。 |
| (2) | ×(該当しない) | 破砕機の要件は定格出力75キロワット以上です。「70キロワット」では要件を満たしません。 |
| (3) | ○(該当する) | ベルトコンベアはベルト幅の裾切りを満たせば該当します。 |
| (4) | ○(該当する) | 土石の堆積場は面積の裾切りを満たせば該当します。 |
| (5) | ○(該当する) | ふるいは定格出力の裾切りを満たせば該当します。 |
選択肢(2)のポイント(ここが誤り)
一般粉じん発生施設としての破砕機・摩砕機の裾切りは、原動機の定格出力が75キロワット以上のものです。選択肢(2)は「70キロワット以上」と数値を小さく書き換えている点が誤りで、この規模では一般粉じん発生施設に該当しません。数字を1割ほど下げて要件外にする、典型的なひっかけです。
覚え方
- 破砕機・摩砕機=定格出力75キロワット以上(湿式・密閉式は除く)。
- ふるいは15キロワット以上、ベルトコンベアは幅75センチメートル以上。
- 数値を少し下げて要件外にするひっかけに注意。
理解度チェック
Q.
一般粉じん発生施設としての破砕機の定格出力の要件は?
75キロワット以上です。「70キロワット」では該当しません。
Q.
ふるいが一般粉じん発生施設に該当する定格出力の要件は?
15キロワット以上です(湿式・密閉式のものは除く)。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 大気・水質概論 問題」(公式PDF)
- 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律・関係政令(一般粉じん発生施設)
※ この記事の確認日:2026年7月