令和元年度 公害防止管理者 ばいじん・粉じん特論 問11を解説|石綿の種類
令和元年度 ばいじん・粉じん特論 問11は、石綿の一種であるクリソタイル・アモサイト・クロシドライトの性質に関する問題です。ア~ウに入る石綿名の正しい組合せを選びます。
この問題のポイント
3種類の石綿は、硬度・密度、耐酸性、使用量などに特徴があり、それぞれを区別できるかが問われます。押さえどころは2つで、耐酸性に最も優れるのはクロシドライト(青石綿)、国内で工業的に最も多く使われたのはクリソタイル(白石綿)です。この2つを固定できれば、残るアモサイト(茶石綿)が硬度・密度の最も高いものと決まります。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)
各空欄に入る石綿名
| 空欄 | 石綿名 | 読み解き |
|---|---|---|
| ア | アモサイト(茶石綿) | 硬度・密度がともに最も高い石綿です。 |
| イ | クロシドライト(青石綿) | 耐酸性に最も優れる石綿です。 |
| ウ | クリソタイル(白石綿) | マグネシウム含有率が高く、国内で工業的に最も多く使われてきました。 |
ここが分かれ目
迷いやすいのは耐酸性と使用量です。耐酸性が最も優れるのはクロシドライト(青石綿)で、これをアモサイトと取り違えないことが分かれ目です。また、国内で使われた石綿の大半を占めたのはクリソタイル(白石綿)で、マグネシウム含有率が高いのが特徴です。残ったアモサイト(茶石綿)が硬度・密度の最も高いものにあたります。名前の色と性質をセットで整理すると混同を避けられます。
覚え方
- クリソタイル(白)=マグネシウム多い・国内使用の大半。
- クロシドライト(青)=耐酸性が最も優れる。
- アモサイト(茶)=硬度・密度が最も高い。
理解度チェック
Q.
国内で工業的に最も多く使われた石綿は?
クリソタイル(白石綿)です。マグネシウム含有率が高く、使用量の大半を占めました。
Q.
耐酸性に最も優れる石綿は?
クロシドライト(青石綿)です。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 ばいじん・粉じん特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月