令和4年度 公害防止管理者 大気特論 問12を解説|気体燃料の成分区分
令和4年度 大気特論 問12は、JISの気体燃料試験方法における成分の区分に関する問題です。一般成分か特殊成分かの分類のうち、誤っているものを選びます。
この問題のポイント
気体燃料の分析では、測る成分を「一般成分」と「特殊成分」に分けています。二酸化炭素やヘリウムのように燃料ガスに広く含まれる主要な気体は一般成分、アンモニアや硫化水素のように特別に扱う少量の不純物は特殊成分です。分かれ目は水分の扱いで、水分は特殊成分に区分されます。「水分は一般成分」とした記述が誤りです。一般か特殊かの振り分けを取り違えないことが問われます。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)(誤っている記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 各選択肢の判定 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | アンモニアは特殊成分として扱われます。 |
| (2) | ○(正しい) | 硫化水素も特殊成分です。 |
| (3) | ○(正しい) | 二酸化炭素は一般成分です。 |
| (4) | ○(正しい) | ヘリウムは一般成分です。 |
| (5) | ×(誤り) | 水分は特殊成分であり、一般成分とするのは誤りです。 |
選択肢(5)のポイント(ここが誤り)
気体燃料の分析で「一般成分」とされるのは、二酸化炭素・ヘリウム・酸素・窒素・水素・一酸化炭素・メタンなど、燃料ガスの組成をつくる主要な気体です。これに対して水分は、アンモニアや硫化水素と同じく別枠で扱う特殊成分に区分されます。選択肢(5)はこの水分を一般成分に入れてしまっている点が誤りです。「主要な組成ガスは一般成分、水分や硫黄・窒素系の不純物は特殊成分」という振り分けで整理しておきます。
覚え方
- 水分は特殊成分(一般成分ではない)。
- 一般成分=CO2・He・O2・N2・H2・CO・CH4など主要な組成ガス。
- 特殊成分=アンモニア・硫化水素・水分などの不純物系。
理解度チェック
Q.
気体燃料試験方法で水分は一般成分・特殊成分のどちら?
特殊成分です。アンモニアや硫化水素と同じ区分で、一般成分ではありません。
Q.
二酸化炭素やヘリウムはどちらの成分?
どちらも一般成分です。燃料ガスの組成をつくる主要な気体として扱われます。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 大気特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月