令和2年度 公害防止管理者 大気関係技術特論 問9を解説|NOx自動計測器の測定方式
令和2年度 大気関係技術特論 問9は、JISによる排ガス中の窒素酸化物(NOx)自動計測器の測定方式を問う問題です。5つの中から、測定方式として誤っているものを選びます。
この問題のポイント
NOx自動計測器の測定方式には、化学発光方式のほか、光の吸収を利用する赤外線吸収方式・紫外線吸収方式・差分光吸収方式が定められています。分かれ目は、これらに似た名前の「干渉分光方式」が混ぜてある点です。干渉分光方式はNOx自動計測器の測定方式には含まれないため、名前の似た方式にまどわされないことがポイントです。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(5)(誤っている記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 各選択肢の判定 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 赤外線吸収方式は、NOx自動計測器の測定方式として定められています。 |
| (2) | ○(正しい) | 紫外線吸収方式も、NOx自動計測器の測定方式に含まれます。 |
| (3) | ○(正しい) | 化学発光方式は、NOx測定の代表的な方式です。 |
| (4) | ○(正しい) | 差分光吸収方式も、NOx自動計測器の測定方式に含まれます。 |
| (5) | ×(誤り) | 干渉分光方式は、NOx自動計測器の測定方式には含まれません。 |
選択肢(5)のポイント(ここが誤り)
NOx自動計測器の測定方式として定められているのは、化学発光方式・赤外線吸収方式・紫外線吸収方式・差分光吸収方式です。選択肢(5)の干渉分光方式はこれらに含まれず、名前が「差分光吸収方式」などと似ているために正しい方式と見間違えやすいのが引っかけです。「化学発光+光吸収系(赤外・紫外・差分光)」の4つを正規の方式として覚え、それ以外の名前が出たら疑うと確実です。
覚え方
- NOxの測定方式=化学発光+光吸収系(赤外・紫外・差分光)。
- 干渉分光方式はNOx計測器の方式に含まれない。
- 名前が似た方式に注意。正規の4つ以外は疑う。
理解度チェック
Q.
NOx自動計測器の測定方式として定められているものを挙げると?
化学発光方式・赤外線吸収方式・紫外線吸収方式・差分光吸収方式です。
Q.
この問題で紛れ込ませてある、方式に含まれない選択肢は?
干渉分光方式です。差分光吸収方式などと名前が似ていますが、NOx計測器の測定方式には含まれません。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 大気関係技術特論 問題・正解」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年7月