公害防止管理者 独学ノート

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令和7年度 公害防止管理者 大気概論 問9を解説|VOC(濃度規制であり総量規制ではない)

令和7年度 大気概論 問9は、揮発性有機化合物(VOC)に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、揮発性有機化合物(VOC)について、光化学オキシダントやSPM/PM2.5との関係、規制の種類、排出量の削減が正しく述べられているかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、大規模排出施設に対する規制が濃度規制か総量規制かです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)VOCは光化学オキシダント生成の原因物質の一つです。正しい記述です。
(2)○(正しい)VOCはSPM・PM2.5生成の原因物質の一つです。正しい記述です。
(3)×(誤り)大規模排出施設への規制は排出口の濃度規制です。「総量規制」は誤りです。
(4)○(正しい)固定発生源として、塗装・印刷・洗浄などの施設があります。正しい記述です。
(5)○(正しい)2019年度の固定発生源からのVOC排出量は、2000年度比で約5割以上削減されました。正しい記述です。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

VOCの大規模な排出施設に対する規制は、排出口の濃度規制であり、総量規制ではありません。選択肢(3)は「総量規制が実施されてきた」としている点が誤りです。VOCは法規制(濃度規制)と事業者の自主的取組のベストミックスで進められ、総量規制はSOx・NOxの話と混同させる引っ掛けに注意します。

覚え方

  • VOCの法規制は濃度規制(排出口)+自主的取組のベストミックス。「総量規制」ではない。
  • 総量規制はSOx・NOxの話。VOCと混同させる引っ掛けに注意。

理解度チェック

Q.

VOCの大規模排出施設に対する法規制は、濃度規制か総量規制か?

濃度規制(排出口の濃度規制)です。「総量規制」とするのは誤りです。

Q.

VOCはどのような大気汚染の原因物質となるか。

光化学オキシダント、およびSPM・PM2.5の生成の原因物質の一つです。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 大気概論 問題」(公式PDF
  • 大気汚染防止法(VOC排出規制)

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