令和6年度 公害防止管理者 大気概論 問8を解説|発生源と大気汚染物質(アルミ製錬はふっ素)
令和6年度 大気概論 問8は、発生源・発生施設と特徴的な大気汚染物質の組合せに関する正誤問題です。誤っているものを選びます。
この問題のポイント
この問題は、発生源・発生施設と特徴的な大気汚染物質の組合せが正しいかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、氷晶石を使うアルミニウム製錬で特徴的な物質を、似た名前の物質と取り違えないことです。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(2)(誤っている記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 亜鉛製錬(焼結炉など)はカドミウム及びその化合物が特徴的です。正しい組合せです。 |
| (2) | ×(誤り) | アルミニウム製錬はふっ素及びふっ化水素が特徴的。「塩素及び塩化水素」は誤りです。 |
| (3) | ○(正しい) | 印刷施設はイソプロピルアルコール(VOC)が特徴的です。正しい組合せです。 |
| (4) | ○(正しい) | 陶磁器焼成炉は鉛及びその化合物が特徴的です。正しい組合せです。 |
| (5) | ○(正しい) | コークス炉はベンゼンが特徴的です。正しい組合せです。 |
選択肢(2)のポイント(ここが誤り)
アルミニウム製錬(氷晶石を使用)で特徴的な大気汚染物質はふっ素及びふっ化水素です。選択肢(2)は「塩素及び塩化水素」としている点が誤りです。ふっ素と塩素という似た物質名の取り違えが狙われます。
覚え方
- アルミニウム製錬=ふっ素・ふっ化水素(氷晶石が原因)。塩素と取り違える引っ掛けに注意。
- 亜鉛製錬=カドミウム、陶磁器=鉛、コークス炉=ベンゼン。
理解度チェック
Q.
アルミニウム製錬で特徴的な大気汚染物質は?
ふっ素及びふっ化水素です(氷晶石を使用するため)。「塩素及び塩化水素」とするのは誤りです。
Q.
亜鉛製錬・陶磁器焼成炉・コークス炉で特徴的な大気汚染物質はそれぞれ何か。
亜鉛製錬=カドミウム、陶磁器焼成炉=鉛、コークス炉=ベンゼンです。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 大気概論 問題」(公式PDF)
※ この記事の確認日:2026年6月