公害防止管理者 独学ノート

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令和3年度 公害防止管理者 大気概論 問10を解説|植物に対する大気汚染の毒性(塩化水素は中程度)

令和3年度 大気概論 問10は、植物に対する毒性が比較的強く、数ppb〜数十ppbの濃度で植物被害が発生する大気汚染物質として誤っているものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

この問題は、植物に対する毒性が比較的強く、数ppb〜数十ppbの低濃度で植物被害が発生する大気汚染物質を見分け、その仲間に入らないものを選ぶ問題です。分かれ目は、塩化水素が高毒性グループに含まれるかどうかです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)(誤っている記述)

各選択肢の判定(高毒性グループに含まれないものを選ぶ)

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)オゾンは毒性が比較的強く、数ppb〜数十ppbで植物被害が発生します。正しい記述です。
(2)○(正しい)PANは数ppb〜数十ppbで植物被害が発生します。正しい記述です。
(3)○(正しい)塩素は毒性が比較的強く、低濃度で植物被害が発生します。正しい記述です。
(4)×(誤り)塩化水素は毒性が中程度で、被害は数百ppb〜の濃度レベルです。「毒性が比較的強い」グループには含まれません(これが誤り)。
(5)○(正しい)エチレンは低濃度(数十ppb)で植物に成長異常などの被害を生じます。正しい記述です。

選択肢(4)のポイント(ここが誤り)

塩化水素は植物に対する毒性が中程度で、被害が出るのは数百ppb〜の濃度レベルです。数ppb〜数十ppbで被害が出る「毒性が比較的強い」グループ(オゾン・PAN・塩素・エチレン)には含まれない点が誤りです。

覚え方

  • 低濃度(数ppb〜数十ppb)で植物被害=オゾン・PAN・塩素・エチレン。塩化水素は中程度(数百ppb〜)。
  • ふっ化水素も毒性強(低濃度で被害)。塩化水素と混同しない。

理解度チェック

Q.

塩化水素は、数ppb〜数十ppbで植物被害が出る「毒性が比較的強い」物質に含まれる?

含まれません。塩化水素は毒性が中程度(数百ppb〜)です。高毒性はオゾン・PAN・塩素・エチレンなどです。

Q.

数ppb〜数十ppbの低濃度で植物被害を起こす毒性の強い物質には何がある?

オゾン・PAN・塩素・エチレンなどです。ふっ化水素も低濃度で被害を起こす強毒性で、塩化水素(中程度)と混同しないようにします。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 大気概論 問題」(公式PDF

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